Miss ZOMBIE(ミス・ゾンビ)は、2013年9月14日に公開された日本映画。SABU監督が初めて女優を主演に迎えた、『幸福の鐘』以来10年ぶりとなる完全オリジナルストーリー。幸福な家庭に美しきゾンビが送り届けられ、それを機に平穏な日常が崩れていく様子が描かれている。小松彩夏は本作が映画初主演となる。キャッチコピーは「生きているのは私たちか?それとも彼女か?」
Miss ZOMBIE(ミス・ゾンビ)映画批評・評価・考察
Miss ZOMBIE(ミス・ゾンビ)
脚本:25点
演技・演出:10点
撮影・美術:10点
編集:5点
音響・音楽:5点
合計55点
ゾンビ・ホラー映画というより、社会派アート映画という雰囲気の脚本になっている。小松彩夏が今作でも汚れ役を引き受け、レイプシーンでも綺麗に演じている。作り手も小松彩夏の容姿あってこその脚本とメイクになっていて、アート性は高くなっているがリアリティは皆無。ゾンビの設定が曖昧で、従来のゾンビ映画好きにはクソ映画認定されてもおかしくない作品。とはいえ、ロメロのゾンビも社会派な作品なのでこういうのもありなのかもしれません。個人的には。。。人間側の描き方が鬼畜・非道というよりDQN的バカばっかりやんっていう感じでつまらなかった。。。
※第21回ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭 グランプリ
※第34回ポルト国際映画祭 最優秀作品賞 オリエント急行特別賞
※第13回ダッカ国際映画祭 コンペティション部門脚本賞
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Miss ZOMBIE(ミス・ゾンビ)あらすじ
ある日、平和な寺本家に届いた大きな荷物。
様々な注意事項を記した取扱説明書と一緒に入っていたのは、寺本家の下僕用に手配された女のゾンビ“沙羅”(演:小松彩夏)だった。
周囲が沙羅を無慈悲に扱う中、寺本の妻・志津子(演:冨樫真)だけは尊厳をもって接し、その幼い息子・健一(演:大西利空)も買ってもらったばかりのポラロイドカメラで沙羅を撮ることに夢中になるなど彼女に懐いていた。ただ、沙羅を避けていた男主人(演:手塚とおる)は、工事の関係者のレイプを目撃したことで、彼女を弄び、のめりこんでいく。
そんなある日、健一が事故で溺死してしまい、半狂乱となった志津子は、沙羅に噛みつかせてゾンビとして甦らせてしまうのだったが…。
Miss ZOMBIE(ミス・ゾンビ)スタッフ
監督・脚本・原案:SABU
製作 :熊澤芳紀,佐竹一美
プロデューサー:吉田憲一宇田川寧
ラインプロデューサー:的場明日香
撮影:相馬大輔
照明:三善章誉
録音:山田幸治
ヘアメイク:内城千栄子
衣裳:岡本佳子
編集:相良直一郎
音響効果:渋谷圭介
特殊メイク:石野大雅
ポストプロダクションプロデューサー:篠田学
スクリプター:村松愛香
キャスティング:田端利江
助監督:塩崎遵
製作担当:堀田剛史
製作プロダクション:ダブ
製作:アミューズソフトエンタテインメント,ダブ
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
宣伝:ビーズインターナショナル
Miss ZOMBIE(ミス・ゾンビ)キャスト
沙羅 – 小松彩夏
志津子 – 冨樫真
健一 – 大西利空
寺本 – 手塚とおる
駿河太郎
芹澤興人
山内圭哉