マチェーテ・キルズは、2013年公開のアメリカ合衆国の映画。偽予告編を長編化した2010年の映画『マチェーテ』の続編。メキシコ最凶の悪人と世界屈指の武器商人を相手に、大型ナイフの名手である元捜査官マチェーテが世界存亡の危機も絡んだ戦いに挑んでいく姿を描く。
マチェーテ・キルズ 映画批評・評価・考察
マチェーテ・キルズ(原題:Machete Kills)
脚本:20点
演技・演出:13点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計60点
前作の味のあるB級感から、どちらかというとZ級のチープ感が漂ってる作品です。最後の方は『オースティンパワーズ』のノリになっています。それでもこの豪華すぎるキャストと、スタッフのほとんどがロドリゲス一族という、メキシカン・パワーズのカオス作品です。
前作に比べるとオマージュが強く、パクリ感があるので、やや不満があるものの、まぁいいかと優しい気持ちで見てしまえば楽しめます。
マチェーテ・キルズ あらすじ
マチェーテ(ダニー・トレホ)は、アメリカ大統領(カルロス・エステベス)から直々に、メキシコのイカれた男“マッドマン”(デミアン・ビチル)を倒してほしいと依頼を受ける。マッドマンの心臓はミサイルの発射と連動しており、もし心臓が止まれば、ミサイルはワシントンを壊滅することになっている。それを解除できるのは、世界一の武器商人ヴォズ(メル・ギブソン)しかいない。ヴォズに発射装置を解除させるために、マッドマンを生きたままアメリカに連れていく必要がある。しかし、マチェーテとマッドマンを狙う懸賞金目当ての暗殺者集団やヒットマン、さらに金に目がくらんだ住民たちまでが襲いかかってくる。マチェーテはやっとヴォズの元までたどり着き、マッドマンにミサイルを売り、操っていた黒幕がヴォズだと知るが……。
マチェーテ・キルズ スタッフ
監督:ロバート・ロドリゲス
製作:ロバート・ロドリゲス,リック・シュワルツ,セルゲイ・ベスパロフ,アレクサンター・ロンダヤスキー,アーロン・カウフマン,イリアナ・ニコリック
原案:ロバート・ロドリゲス,マルセル・ロドリゲス
脚本:カイル・ウォード
撮影:ロバート・ロドリゲス
衣装:ニナ・プロクター
編集:ロバート・ロドリゲス,レベッカ・ロドリゲス
音楽:カール・シール,ロバート・ロドリゲス
配給:ファインフィルムズ
マチェーテ・キルズ キャスト
マチェーテ(イサドール・マチェッティ・コルテス):ダニー・トレホ
ルース:ミシェル・ロドリゲス
サルタナ・リヴェラ:ジェシカ・アルバ
ルター・ヴォズ:メル・ギブソン
ラスコック米大統領:カルロス・エステベス(チャーリー・シーン)
アダム・デズデモーナ:ソフィア・ベルガラ
ミス・サン・アントニオ:アンバー・ハード
メンデス:デミアン・ビチル
キル・ジョイ:アレクサ・ヴェガ
セレッサ:ヴァネッサ・ハジェンズ
エル・カメレオン1:ウォルトン・ゴギンズ
エル・カメレオン2:キューバ・グッディング・ジュニア
エル・カメレオン3:レディー・ガガ
エル・カメレオン4:アントニオ・バンデラス
オシリス・アマンプール:トム・サヴィーニ
ドークス保安官:ウィリアム・サドラー
サロール:マルコ・サロール
チェポ:ジュリオ・オスカー・メチョソ
リサ&モナ看護師:エレクトラ&エリース・アヴェラン
スペース・ベイブ:キャリー・ヘルナンデス
本人役:イーロン・マスク