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リーサル・ウェポン|過激な捜査ぶりを買われ、麻薬課から殺人課へと戦いの最前線へ踊り出た男。 人は彼をリーサル・ウェポン(人間兵器)と呼ぶ。

リーサル・ウェポン
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リーサル・ウェポンは、1987年公開のアメリカ合衆国の映画。家庭思いの黒人刑事と自殺志望の刑事が、麻薬組織を潰滅させるまでの警察アクション。反発しあいながらも、ともに犯罪組織と戦うリッグスとマータフの間には、コメディタッチな描写や、マータフの家族との触れ合いを描いた人間的ドラマもあり、徐々にふたりのパートナーシップが築かれていく過程が描かれている。

リーサル・ウェポン 映画批評・評価・考察


リーサル・ウェポン(原題:Lethal Weapon)

脚本:34点
演技・演出:18点
撮影・美術:17点
編集:9点
音響・音楽:9点
合計87点

マッドマックス」シリーズのメル・ギブソンにとって、もう一つの当たり役となった過激刑事リッグスの活躍を描く人気シリーズの原点が本作。ワイルドなメル・ギブソンのカッコよさ、派手なアクション、主人公と相棒マータフ(ダニー・グローヴァー)のチームワーク、後に「ラスト・ボーイスカウト」などでも正義のコンビを主人公にした脚本家シェーン・ブラックらしい男っぽさ満点のストーリー展開など、シリーズ化が納得のボリューム感です。監督はこの後第4作までシリーズ全作を手掛ける名監督リチャード・ドナー。

タイトルのリーサル・ウェポンとは、直訳すれば「致命的な武器」という意味で通常「凶器」と訳される。格闘技に精通しているリッグスに対しマータフが「生身の人間でも凶器になりうる」と揶揄する。

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リーサル・ウェポン あらすじ(ネタバレ)

LA。高層アパートから娼婦(ジャッキー・スワンソン)が飛び降り自殺をする。50歳の誕生日を妻トリッシュ(ダーレン・ラヴ)、娘リアン(トレーシー・ウルフ)らに祝福されて家を出た黒人刑事ロジャー・マートフ(ダニー・グローヴァー)が捜査に当たる。被害者アマンダが戦友の銀行家マイケル(トム・アトキンス)の娘と知り暗然とした気持ちになるロジャー。署につき、新しい相棒が、自殺志望で麻薬課から移ってきたマーティン・リッグス(メル・ギブソン)と知り、ますます沈む。マーティンは妻を交通事故で亡くし、毎朝目覚めると拳銃を顔に向けるのだった。屋上から自殺志望者とともに下の緩衝マットに飛び降りて、またロジャーを嘆かせた。アマンダのパトロン宅を訪ねて、銃撃戦を展開。

夜、ロジャーはマーティンを家へ招き、2人は胸襟を開きあう。ロジャーはマイケルを問い詰め、ヴェトナム戦争当時の特殊部隊の一部がその後、将軍(ミッチェル・ライアン)指揮のもとに大掛りなヘロイン密輸を行ない、マイケルの銀行を隠れ蓑にしていたことを聞き出すが、将軍の手下のジョシュア(ゲイリー・ビジー)がヘリで襲来してマイケルを射殺してしまう。

その後、マーティンはジョシュアに生命を狙われ、危うく助かるが、敵を欺くため殉死と発表する。リアンがさらわれ、ロジャーは砂漠に呼び出される。マーティンが隠れて狙撃するが、つかまってしまい、マイケルからどれだけ聞いたかと拷問される。しかし、死力を振りしぼり、反撃に転じた。ロジャーは将軍の車に銃弾をぶちこみ、車はバスに激突し、中にあった手榴弾が爆発し将軍は焼死する。車で逃げ出したジョシュアをマーティンが疾走して追いかけるが、逃げられてしまう。

彼はロジャー宅に急ぐが、誰もいなかった。マーティンが来て2人は素手で殴り合い決着をつけることにした。死闘の末、ジョシュアは破れた。しかし、抱き起こした警官の銃を抜き取りマーティンとロジャーを狙う。その一瞬前にマーティンとロジャーはともに銃を抜きジョシュアを射殺する。自殺願望がなくなったマーティンはロジャー宅でクリスマスを過ごす。

リーサル・ウェポン スタッフ

監督:リチャード・ドナー
脚本:シェーン・ブラック
製作:リチャード・ドナー,ジョエル・シルバー
製作総指揮:ヴィッキー・ディー・ロック
音楽:マイケル・ケイメン,エリック・クラプトン
撮影:スティーヴン・ゴールドブラッド
編集:スチュワート・ベアード
製作会社:シルバー・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース

リーサル・ウェポン キャスト

マーティン・リッグス:メル・ギブソン
ロジャー・マータフ:ダニー・グローヴァー
ジョシュア:ゲイリー・ビジー
マカリスター将軍:ミッチェル・ライアン
マイケル・ハンサカー:トム・アトキンス
トリッシュ・マータフ:ダーリン・ラヴ
リアン・マータフ:トレイシー・ウォルフ
アマンダ・ハンサカー:ジャッキー・スワンソン
マーフィ警部:スティーヴ・ケイハン
精神科医:メアリー・エレン・トレイナー
ボイエット刑事:グランド・L・ブッシュ
マッカスキー刑事:ジャック・チボー
刑事:ドン・ゴードン
メンデス:エド・オロス
エンドウ:アル・レオン
ディキシー:リリシア・ナフ
マックリーリー:マイケル・シェーナー
ガスタフ:ガスタフ・ヴィンタス
麻薬の売人:ジミー・F・スキャッグス,ジェイソン・ロナード,ブラッキー・ダメット
ニック・マータフ:デイモン・ハインズ
キャリー・マータフ:エボニー・スミス

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リーサル・ウェポン 映画シリーズ

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