キラー・エリートは、2011年公開のアメリカ合衆国の映画。冒険家として知られるラヌルフ・ファインズの原作を、本作が長編デビューとなるゲイリー・マッケンドリー監督が映画化。引退を決意した凄腕の殺し屋が、かつての相棒を救出するために新たなミッションに挑むサスペンス・アクション。
キラー・エリート 映画批評・評価・考察
キラー・エリート(原題:Killer Elite)
脚本:27点
演技・演出:16点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計73点
実話ベースのストーリーという割には、演出過剰ですし、地味じゃないキャラクター立ち過ぎですが、従来のステイサム・エンタメアクション映画としては面白い映画です。細かいところはご都合主義で調整されまくりなので、いわゆる能力演出の矛盾は見て見ないふりをして楽しみましょう。それと映画に箔をつける感じでロバート・デ・ニーロをキャスティングしたのかな?と思えました。まぁ、デ・ニーロである必要はないような役だったかな。
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キラー・エリート あらすじ
1980年、メキシコ。極秘ミッションに駆り出された殺し屋のダニー(ジェイソン・ステイサム)は、師匠でもあり良き相棒でもあるハンター(ロバート・デ・ニーロ)とともに、いつものように厳重な警戒を潜り抜け、リムジン内の標的を暗殺。しかし、同乗していた目撃者である10歳の少年に向かって引き金を引くことがどうしてもできなかった。自身の限界を悟ったダニーは、危険な稼業から足を洗う。1年後、オーストラリアの農場で恋人と静かに暮らしていたダニーの元に、ハンターのポラロイド写真が届く。ハンターは“SASの精鋭を事故に見せかけて殺せ”という危険な仕事に失敗し、捕虜となっていた。ダニーはやむを得ず、ハンターが遂行するはずだったこの不可能なミッションを継ぐため、仲間たちを招集。だが、元SASの隊員スパイク(クライヴ・オーウェン)は彼らの不穏な動きを敏感に察知していた。その背後には“フェザー・メン”と呼ばれる謎の組織の存在があり、ダニーへの包囲網は確実に狭まっていく。そして、影で暗躍する謎の“エージェント”の存在。敵の予期せぬ奇襲。徐々に動きが制限される困難な状況下、ダニーは決死の行動に出るが、その先には予想もしなかった事実が存在していた……。
キラー・エリート スタッフ
監督:ゲイリー・マッケンドリー
脚本:マット・シェリング
原作:ラナルフ・ファインズ
製作:シガージョン・サイヴァッツォン,スティーヴン・チャスマン
製作総指揮:クリストファー・マップ
撮影:サイモン・ダガン
編集:ジョン・ギルバート
製作会社:アンビエンス・エンターテイメント
配給:オープン・ロード・フィルムズ,ショウゲート
キラー・エリート キャスト
ダニー・ブライス:ジェイソン・ステイサム
スパイク・ローガン:クライヴ・オーウェン
ハンター:ロバート・デ・ニーロ
デイヴィス:ドミニク・パーセル
マイアー:エイデン・ヤング
アン・フレーザー:イヴォンヌ・ストラホフスキー
代理人:アドウェール・アキノエ=アグバエ
バヒト:フィラス・ディラーニ
司令官:ニック・テイト
フィッツ:ビリー・ブラウン
官僚:デイヴィッド・ホワイトリー
バザ:ブレンダン・チャールソン
マーティン:ベン・メンデルソーン
ペノック:マシュー・ナブル
クレッグ:グラント・バウラー
マッキャン:ダニエル・ロバーツ
キャンベル:スチュワート・モリット
ハリス:ラッキー・ヒューム
サンディー:サンディー・グリーンウッド
ダイアン:ジェイミー・マクダウェル
客室乗務員:ケイト・ニールソン