チェイサー｜さらわれた息子を助けるために奮闘する母親を演じたアクションスリラー

チェイサーは、2017年公開のアメリカ合衆国の映画。ハル・ベリーが主演・製作総指揮を兼任したアクション・スリラー。シングルマザーが最愛の息子が何者かによって連れ去られ、救い出すために、たった一人で奮闘する様を描く。
同名韓国映画の『チェイサー』とは無関係。

チェイサー　映画批評・評価・考察

チェイサー（原題: Kidnap）

脚本：27点
演技・演出：16点
撮影・美術：17点
編集：8点
音響・音楽：7点
合計75点

今作品はAmazonプライムで見ました。（吹替版はこちら）

チェイサー　あらすじ（ネタバレ）

ウェイトレスのカーラ・ダイソンは、6 歳の息子フランキーをカーニバルに連れて行く。彼女は弁護士から、フランキーをめぐる親権争いについて話し合う電話を受ける。カーラは電話を切り、息子を見失ったことに気づいた。彼女は彼を探したが、おもちゃのボイスレコーダーしか見つからない。駐車場に到着すると、ちょうど女性が男性が運転する緑色のフォード・マスタングに息子を引きずり込んでいるのが見えた。カーラは最初は徒歩で彼らを追いかけ、携帯電話を落とした後、車に乗り込んで彼らを追いかける。

2人の誘拐犯は、混雑した高速道路にスペアタイヤを投げ込んで玉突き事故を起こし、フランキーをナイフで殺すと脅してカーラを逃れた。カーラは、息子のおもちゃからの録音を通じて、女性捕虜の名前がマーゴであることを知る。彼女はバイクに乗った警察官の注意を故意に引きつけ、事情を説明するが、誘拐犯に殺害されてしまう。マーゴはカーラに話しかけ、息子と引き換えに1万ドルを要求する。マーゴはカーラの車に乗り込み、共犯者の車を追うように告げる。暗いトンネルの中で、マーゴはカーラを​​攻撃するが、カーラは反撃し、マーゴを車から放り出す。もう一人の捕虜はフランキーを傷つけると脅し、カーラはフランキーを追うのをやめざるを得なくなった。

数分後、カーラは渋滞に遭遇し、乗り捨てられたマスタングを発見する。彼女は通行人から、男性運転手とフランキーが現在徒歩で移動していると聞かされた。カーラは誘拐を届けるために警察署に行くが、行方不明の子供たちが何人も見つかっていないことに注目し、自分の手で問題を解決することを決意する。

彼女は盗まれた黒いボルボV70に乗っている誘拐犯の男性を見つけ、車を止めようとするが失敗し、車の燃料がなくなるまで追いかける。彼女は運転手からヒッチハイクで車に乗せようとしたが、彼らはボルボに盲目になり、善良なサマリア人は死亡した。誘拐犯の男性はショットガンを持って車から出てくるが、カーラはミニバンのドア枠に腕を挟み込み、バンのパーキングブレーキを解除して彼を殺害することに成功した。彼女は彼の住所が記載された身分証明書を見つけた。そこで彼女は911に通報し、誘拐された2人の少女と一緒に納屋にいるフランキーを発見した。

彼女と息子は後で戻ってくると約束して逃げ出し、マーゴが現れた後は水中に隠れた。カルラはマーゴを水中に引き込み、溺死させた。彼女は納屋に戻り、隣人を名乗るひげを生やした男に出会う。彼女は、彼が自分に告げずに何人の子供を隠していたかを彼が話したとき、彼が児童誘拐グループの一員であることに気づいた。カルラはシャベルで彼をノックアウトした。すぐに警察が到着し、子供たちは救出される。カーラの行動は国際的な児童誘拐組織の壊滅につながる。

チェイサー　スタッフ

監督：ルイス・プリエト
脚本：クネイト・リー
製作：ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ,エリク・ハウサム,ジョーイ・トゥファーロ,グレゴリー・チョウ,ハル・ベリー,エレイン・ゴールドスミス＝トーマス
製作総指揮：ビル・ジョンソン,ジム・セイベル,アラ・ケシシアン,D・J・グーゲンハイム,ドリス・プファードレッシャー,マイク・ドレイク,トッド・トロスクレア,クネイト・リー,コリン・ベイツ,デビッド・ディナースタイン,ジェイソン・レスニック,ウィリアム・サドラー
音楽：フェデリコ・フシド
撮影：フラビオ・メデネス・ラビアーノ
編集：アビ・ユアビン
配給：プレシディオ

チェイサー　キャスト

カーラ：ハル・ベリー
フランキー：セイジ・コレア
マーゴ：クリス・マッギン
テリー：リュー・テンプル

チェイサー　予告編・無料動画