13日の金曜日 ジェイソンの命日は、1994年公開のアメリカ合衆国の映画。バラバラ死体となったジェイソンが他人の体に乗り移って悪事を繰り返し、完璧な体を再生するために自分の血縁者の体に乗り移ろうとする。本作よりニュー・ライン・シネマによる製作となる。前作のラストとも全く繋がらず、シリーズとしては雰囲気も異なる。第1作の監督でもある、シリーズ生みの親ショーン・S・カニンガムが自ら製作にあたったシリーズ最終作(9作目)。
13日の金曜日 ジェイソンの命日 映画批評・評価・考察
13日の金曜日 ジェイソンの命日(原題:JASON GOES TO HELL: THE FINAL FRIDAY)
脚本:-20点
演技・演出:10点
撮影・美術:12点
編集:6点
音響・音楽:5点
合計13点
もはや、違う題材の映画の内容をコピーしてくるような映画に成り下がってしまった。前作のつながりは無かったことになっているし、そもそもジェイソンの命日になってないというか、今作が死んだような作品であることは間違いです。SFとファンタジーとなんでもござれで、グロさもスプラッターホラーのグロさじゃないわ、こんなの13日の金曜日じゃない。といいたくなる作品でした。
13日の金曜日 ジェイソンの命日 あらすじ
クリスタルレイクに一人で訪れていた女性の泊まるコテージ内で、突如停電が発生し、女性の目の前にジェイソンが現れ、女性に襲い掛かる。しかし、ジェイソンが女性を追い詰めた時、突如照明が照らされ、特殊部隊の兵士達が現れる。女性は、ジェイソンをおびき寄せるための罠であり、特殊部隊に集中砲火を受けたジェイソンは、とどめの迫撃砲によって遂に木っ端微塵に吹き飛ぶ。何度も蘇生するジェイソンの生態を調べるべく、研究所にジェイソンの肉塊が運ばれるが、なんとジェイソンの心臓だけはまだ活動を停止していなかったのであった。そして他人の体に入り一時的な復活を遂げ、無差別な殺人を繰り返す。ジェイソンを完全に復活させられるのは肉親の肉体だけであり、ジェイソンは腹違いの妹とその家族を狙う。
13日の金曜日 ジェイソンの命日 スタッフ
監督:アダム・マーカス
脚本:ディーン・ローリー,ジェイ・ヒューグリー
製作:ショーン・S・カニンガム
音楽:ハリー・マンフレディーニ
撮影:ウィリアム・ディル
配給:ニュー・ライン・シネマ,UIP
13日の金曜日 ジェイソンの命日 キャスト
スティーヴン・フリーマン:ジョン・D・ルメイ
ジェシカ・キンブル:カリ・キーガン
ダイアナ・キンブル:エリン・グレイ
クレイトン・デューク:スティーヴン・ウィリアムズ
ロバート・キャンベル:スティーヴン・カルプ
ヴィッキー:アリソン・スミス
ランディ・パーカー巡査:キップ・マーカス
ジョーイ・B:ラスティ・シュウィマー
ワード:アダム・クランネル
ジョシュ:アンドリュー・ブロック
フィル(検視官):リチャード・ガント
エド・ランディス保安官:ビリー・グリーン・ブッシュ
シェルビー:レスリー・ジョーダン
ジェイソン・ボーヒーズ:ケイン・ホッダー
フレディ・クルーガー:ケイン・ホッダー