アイス・クエイクは、2011年製作のアメリカ合衆国の映画。凍結と地震の恐怖を描いたディザスターパニック。アラスカで謎の群発地震が発生。調査を開始した地質学者のマイケルは、溶け出した永久凍土からメタンガスが漏出していることを知る。さらに、地底洞窟に充満した液化メタンが大噴出の危機に陥り…。
アイス・クエイク 映画批評・評価・考察
アイス・クエイク(原題:Ice Quake)
脚本:23点
演技・演出:15点
撮影・美術:9点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計61点
テレビ映画なので予算不足からCGの出来栄えは今一つですが、ストーリーや演出は見所があります。この手のテレビ映画やビデオ映画の中では頑張っている方の作品だと思いますし、家族愛や友情、使命感などローランド・エメリッヒ監督が苦手とするところはこの作品方が良いようにも思えます。意外と楽しめました。
アイス・クエイク あらすじ
クリスマス・イブの日。アメリカ陸軍アラスカ基地に勤務している地質学者のマイケル・ウェブスターは仕事が忙しく、クリスマス・ツリーの用意も出来ていなかった。その為、久しぶりの休日に、妻のエミリー・長女のティア・末っ子のシェーンと一緒にフェートン山へもみの樹を探しに行く約束をする。 しかし、ここ2日連続で発生している群発地震と前日にロシアで起きた棚氷の崩落との関係が気になったマイケルは、基地に一旦顔を出すことにした。
基地に着き、ビル・ヒューズ大佐よりロシア軍の北極圏基地倒壊の知らせを受けてますます関係性を強く疑うものの、まずは調査に行った工兵の報告を待つことにして家族の元へ向かった。 家族と合流したマイケルはフェートン山へと向かったが、山登りの途中で突然、雪原に巨大なクレバスが出現した。
彼らは軍の観測所へ逃げ込むが、直後に雪崩が発生し観測所と車が雪に埋まってしまう。歩いて道路を目指すが再び巨大なクレバスが走り夫婦と姉弟を離れ離れに引き裂いてしまう。クレバスからはすべてを一瞬で凍らせる超低温のガスが噴き出していた。マイケルは子供たちに丘で待つように指示し、エミリーと2人で山を越え迂回して子供たちの元へ向うことにした。
アイス・クエイク スタッフ
監督:ポール・ジラー
脚本:デヴィッド・レイ
製作総指揮:リサ・ハンセン
音楽:マイケル・ニールソン
撮影:アンソニー・メッチー
アイス・クエイク キャスト
マイケル・ウェブスター:ブレンダン・フェア
エミリー・ウェブスター:ホリー・エリッサ・ディグナード
ティア・ウェブスター:ジョデル・フェルランド
シェーン・ウェブスター:ライアン・グランサム
ビル・ヒューズ大佐:ヴィクター・ガーバー