アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴは、2010年公開のアメリカ合衆国の映画。過激なセックスと暴力描写が災いして『発情アニマル』という邦題でポルノ映画扱いされた1978年製作のカルト・ムービーを、現代的なテイストでリメイクしたリベンジ・バイオレンス。野獣のような男たちに何度もレイプされ肉体も精神も踏みにじられた美人小説家が、復讐(ふくしゅう)の鬼と化して残忍な手口でじっくりと報復していく姿を描く。
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 映画批評・評価・考察
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(原題:I Spit on Your Grave)
脚本:33点
演技・演出:15点
撮影・美術:14点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計76点
エロティックバイオレンスかと思っていたら、SAW(ソウ)シリーズのような拷問映画でした。いやぁ~復讐に燃える女性は怖いですね~を表現している作品になります。ラストシーンは衝撃的でした。思わずお尻を押さえたくなるエグさでした。
自分を犯した男たちを、手の込んだ拷問仕掛けで次々に殺害していく
超ドSの主人公。
それ以上はやめてあげてぇ~
を絶対許さない主人公でした。
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ あらすじ
小説家のジェニファー(サラ・バトラー)は、新作執筆のため森の奥の別荘を訪れる。だが、その周りには、美しいジェニファーの様子を舐めるように窺う、地元の男たちの熱い視線があった。やがて男たちの欲望が暴走し、野獣と化してジェニファーに襲い掛かってきた。ジョニー(ジェフ・ブランソン)をリーダーとした4人のグループが別荘に侵入。窮地に陥ったジェニファーだったが、男たちの隙をついて逃走、保安官に助けを求める。だが保安官のストーク(アンドリュー・ハワード)はジョニーたちと繋がっていた。別荘に連れ戻されたジェニファーを待っていたのは、凄惨な暴力の嵐。幾度となく繰り返されるレイプ。肉体も精神も踏みにじられてゆくジェニファー。そして男たちから射殺される寸前、川に身を投じる。そのままジェニファーの消息は絶え、死体は発見されずに終わった……。だが、ジェニファーは辛うじて生き延びていた。そして時は流れ、復讐が始まる。簡単には殺さない。自分と同じ、いや、それ以上の恐怖を味わってもらう……。そして1人、また1人と……。
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ スタッフ
監督:スティーブン・R・モンロー
製作:リサ・ハンセン,ポール・ハーツバーグ
脚本:スチュアート・モース
撮影:ニール・リスク
音楽:コリー・アレン・ジャクソン
配給:プライムウェーブ
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ キャスト
ジェニファー:セーラ・バトラー
ジョニー:ジェフ・ブランソン
ストーク(保安官):アンドリュー・ハワード
スタンリー:ダニエル・フランゼーゼ
アンディ:ロドニー・イーストマン
マシュー:チャド・リンドバーグ
アール:トレイシー・ウォルター