13日の金曜日 完結編は、1984年公開のアメリカ合衆国の映画。不死身の殺人鬼ジェイソンの最期を描いた(この当時の)シリーズ完結編。再び登板の御大トム・サヴィーニの特殊メイクをふんだんにフィーチャーし、ジェイソンの素顔も見せてのサービス過剰ぶりは最終章の名にふさわしい派手な物となった。
13日の金曜日 完結編 映画批評・評価・考察
13日の金曜日 完結編(原題:FRIDAY THE 13TH – THE FINAL CHAPTER)
脚本:28点
演技・演出:14点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計71点
完結編と謳いながらトミー3部作の序章になる作品。そのトミー役コリー・フェルドマンが天才子役ぶりを発揮し、ジェイソンより目立つ狂気が溢れた演技を披露しています。特殊メイクがトム・サヴィーニなので殺し方・死に方が派手なんですが、演出は笑ってしまうような内容です。また、今作品以降、ストーリーが迷走しまくるので、トミーというキャラクターが今作品で際立ち過ぎたんだと思います。
13日の金曜日 完結編 あらすじ
前回の惨劇が終わった日の夜。大規模な数のパトカーや救急車のランプが、クリスタル湖のキャンプ場の夜を照らしていた。警察と救急隊員によって、ジェイソンに殺された高校生やバイカー達の死体が回収され、その中には事件の首謀者であり、生き残ったクリスに頭部へ斧を叩き込まれたジェイソンの死体も含まれていた。だが、死体安置所に運ばれたジェイソンの死体が突如動き出し、検視員や看護婦を殺害。蘇生したジェイソンはクリスタル湖に戻り、ヒッチハイカーや別のキャンプ場に訪れていた若者達、そしてキャンプ場付近に暮らす特殊メイクの才能を持った少年、トミー・ジャーヴィスの一家に襲い掛かる。
13日の金曜日 完結編 スタッフ
監督:ジョセフ・ジトー
脚本:バーニー・コーエン
製作:フランク・マンキューソ・ジュニア,トニー・ビショップ
製作総指揮:リサ・バーサミアン
音楽:ハリー・マンフレディーニ
撮影:ホアオ・フェルナンデス
編集:ジョエル・グッドマン
配給:パラマウント映画
13日の金曜日 完結編 キャスト
トミー:コリー・フェルドマン
トリッシュ:キンバリー・ベック
ジャーヴィス夫人:ジョーン・フリーマン
ロブ:エリック・アンダーソン
ジミー:クリスピン・グローヴァー
テッド:ローレンス・モノソン
ダグ:ピーター・バートン
ポール:アラン・ヘイズ
サラ:バーバラ・ハワード
サマンサ:ジュディ・アロンソン
ティナ:カミラ・ムーア
テリー:ケイリー・ムーア
アクセル:ブルース・マーラー
ロビー:リサ・フリーマン
ジェイソン:テッド・ホワイト