デッド・フライトは、2007年製作のアメリカ合衆国の映画。諸事情により、公開はされなかった。飛行中の旅客機内に突如現れたゾンビが次々に乗客乗員に襲いかかるホラー・アクション映画。
デッド・フライト 映画批評・評価・考察
デッド・フライト(原題:Plane Dead/Flight of the Living Dead:Outbreak on a Plane)
脚本:28点
演技・演出:14点
撮影・美術:12点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計69点
邦題はゾンビ・エアポートではなくデッド・フライトが正解で、原題にもエアポートという言葉はひとつもないし、民間機で生物兵器に使うゾンビを運んでいる最中乱気流に巻き込まれてゾンビが飛び出し機内がパニックになると言う、飛行機の中を舞台にしたゾンビ映画です。日本では劇場未公開でしたが、なかなか良くできたゾンビ映画で楽しめます。
真面目に見てはいけません。飛行機内で拳銃やマシンガンを打ちまくったり、即席火炎放射器で燃やしたり、狭い空間で思う存分ゾンビ軍団と殺しあいます。編集上手でテンポが良く、それなりに緊張感もあるのであっという間に時間が過ぎていきます。ゾンビ好きにはお薦めできる一本です。
デッド・フライト あらすじ
悪天候の中、ロサンゼルスからパリに向かうジャンボジェット。乗客は、護送中の刑事と詐欺師、プロゴルファーとその妻、航空保安官、若者たち、怪しげな科学者たち等。そして貨物室には、監視員付きの特殊コンテナが積み込まれていた。その中では、臓器を生き返らせる細菌を投与された女性科学者が眠っていた。だが、乱気流による機体の揺れによってコンテナが壊れ、女性科学者が目覚めてしまう。監視員は彼女を射殺。しかし彼女は細菌の副作用によってゾンビとして生き返り、乗客を次々と襲い、仲間を増やしていく。
デッド・フライト スタッフ
監督:スコット・トーマス
脚本:スコット・トーマス,マーク・オンスポー,シドニー・イワンター
製作:デヴィット・ショーシャン,スコット・トーマス
製作総指揮:デヴィット・ショーシャン,スコット・トーマス,グレン・タケット
音楽:ネイサン・ワン
撮影:マーク・エバール
編集:ウィルトン・クル
デッド・フライト キャスト
トルーマン・バロウズ:デヴィット・チサム
メーガン:クリステン・カー
フランク:ケヴィン・J・オコナー
ポール・ジャッド:リチャード・タイソン
ロングショット:デレク・ウェブスター
バニョン:レイモンド・J・バリー