エントラップメントは、1999年公開のアメリカ合衆国・イギリス・ドイツ合作映画。2000年問題を背景にした老練な美術泥棒と美貌の保険会社調査員の駆け引きを描くサスペンス・ロマン。監督はジョン・アミエル、出演はショーン・コネリーとキャサリン・ゼタ＝ジョーンズなど。
エントラップメント 映画批評・評価・考察
エントラップメント（原題：Entrapment）
脚本：31点
演技・演出：14点
撮影・美術：14点
編集：8点
音響・音楽：7点
合計74点
公開当時は、かなり面白く感じれた作品でしたが、現在だとあれ？こんな作品だったっけ？と思ってしまいました。何がそうさせるのか？自分が大人になったから、大人の恋愛にしてもちょっと無理があるんじゃないのか、アクションがチープに感じてしまうのか？う～ん。今でも面白いんだけど、当時ほど面白いとは思えない。キャサリン・ゼタ＝ジョーンズは、この頃が一番美しいといってもいいくらい美しいんだけどなぁ。そうそう当時は2000年問題でパニックが起こる、何が起こるか分からないみたいな強迫観念みたいなものもあったし、そういう社会的背景があって見てたから、このストーリーでも腑に落ちていたのかも。
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エントラップメント あらすじ
ニューヨークの高層ビルからレンブラントの名画が盗まれた。美貌の保険調査員ジン（キャサリン・ゼータ＝ジョーンズ）は犯人は美術品専門の怪盗マック（ショーン・コネリー）と目星をつけ、上司クルーズ（ウィル・パットン）に中国の黄金のマスクを餌にマックを罠にかけることを提案。彼女は自らマックに接近し、彼の相棒となり、犯行の確証をつかもうとする。老練で慎重そのもののマックは最初はジンを信用しなかったものの、やがて彼女に泥棒の資質があることを見抜いてパートナーにする。訓練が続くがその過程でマックはジンが保険会社の調査員だと知り、尋問するが、彼女はセキュリティコードを盗むための方策だと抗弁。嫌疑を晴らしたジンはニューヨークの銀行から2000年1月1日にコンピュータの誤作動を起こさせて80億ドルもの巨額を強奪する計画を持ちかけた。マックの相棒のティボドー（ヴィング・レイムス）はジンの正体を疑って彼に忠告するが、計画は進められる。かくしてふたりは互いの腹のうちを探りつつ、前代未聞の巨大な罠を仕掛けるのだった。
エントラップメント スタッフ
監督：ジョン・アミエル
脚本：ロン・バス,ウィリアム・プロイルズ
製作：ショーン・コネリー,マイケル・ハーツバーグ,ロンダ・トレフソン
製作総指揮：イアン・スミス,ロン・バス,アーノン・ミルチャン
音楽：クリストファー・ヤング
撮影：フィル・メヒュー
編集：テリー・ローリングス
製作会社：リージェンシー・エンタープライズ
配給：20世紀フォックス
エントラップメント キャスト
ロバート・”マック”・マクドゥガル：ショーン・コネリー
ヴァージニア・”ジン”・ベイカー：キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
ヘクター・クルーズ：ウィル・パットン
コンラッド・グリーン：モーリー・チェイキン
アーロン・ティボドー：ヴィング・レイムス
ハース：ケヴィン・マクナリー
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