ELECTRIC DRAGON 80000V(えれくとりっくどらごんはちまんぼると)は、2001年公開の日本映画。都会の闇に潜むダークヒーローの戦いを描いた短篇アクション映画。
ELECTRIC DRAGON 80000V 映画批評・評価・考察
ELECTRIC DRAGON 80000V(えれくとりっく どらごん はちまんぼると)
脚本:20点
演技・演出:16点
撮影・美術:14点
編集:8点
音響・音楽:9点
合計67点
このころの石井監督は最高にクールだったのに。最近。。。。
今作、ある種のエネルギーが映像からほとばしる感じがすごくでていて爽快でいいんですよ。石井作品では浅野忠信も永瀬正敏もキレがあるし雰囲気がとてもあるんですよね。こういう遊び心が溢れる映画、かつセンスが良い映画って最近の映画では見られないです。映画の予算じゃないんです。良い役者とセンスがあれば面白い映画は撮れるんですよ。
ELECTRIC DRAGON 80000V あらすじ
竜眼寺盛尊は爬虫類専門のペット探偵。子供の頃の電気事故で大脳辺縁系(竜の脳)に障害を負い、すぐにキレてしまうようになっていた。彼は自分の破壊衝動をペットの爬虫類たちとエレキギターの爆音によってかろうじてなだめながら生きていた。昼は電気修理工として働く雷電仏蔵。彼は電波を悪事に用いるものに電気の制裁を加える仕置人であった。
竜眼寺に近親憎悪にも似た歪んだ感情をいだく雷電は、彼のペットたちを殺し、エレキギターをバラバラに切り刻んだ。爆発的な怒りで竜の脳を覚醒させた竜眼寺は、誘導電流で町中の電燈を爆発させながら犯人を追う。
ついにであった二人は、八万ボルトの感電バトルを展開する!
激しい戦いの末、仏蔵を倒した盛尊。だが、仏蔵が残した仏像仮面には「またな」とメッセージが書かれていた。
ELECTRIC DRAGON 80000V スタッフ
監督・脚本:石井聰亙
プロデューサー:仙頭武則
製作・配給:サンセントシネマワークス,タキコーポレーション
助監督:藤江義正
撮影:笠松則通
編集:掛須秀一
照明:水野研一
音楽:小野川浩幸,MACH1.67
主題歌:「Shock DNA」(MACH1.67)
挿入歌:「Electric Buddha」(MACH1.67)
美術:磯見俊裕
衣装(デザイン):高橋ハルカ
特殊メイク:原口智生
タトゥーデザイン:ひろき真冬
刺青:MEGU
銃器デザイン:井上修次
アクションコーディネーター:齋藤英雄
ビジュアルエフェクトスーパーバイザー:古賀信明
ナレーション:船木誠勝
ELECTRIC DRAGON 80000V キャスト
竜眼寺盛尊(りゅうがんじ もりそん):浅野忠信 – 電気と感応し爬虫類と心を通わせる男。生業は爬虫類専門のペット探偵。幼年期に高圧送電線の鉄塔に登って電気ショックを受ける。この事故により大脳辺縁系に障害を負い、破壊衝動の抑制が困難になる。しかしその代わりに帯電体質と超人的な体力、爬虫類との感応力を得る。破壊衝動を一時でも押さえ、社会生活を送るために、エレキギターを超大爆音でかき鳴らす。寝ている間に暴れださないように、手枷・足枷付きのベッドで自らを拘束して寝る。
雷電仏蔵(らいでん ぶつぞう):永瀬正敏 – 電気を修理し怪電波を受信する謎の男。生業は電気修理工。顔の右半分を仏像を象ったマスクで覆った謎の男。夜の姿は電波を悪事に使うものに制裁を加える仕置人。高電圧のスタンバトンや自作のティーザーガンを武器にする。
極悪人A:有薗芳記
極悪人B:石山圭一
松川 尚瑠輝
長谷川恵司