ダーティハリー 80点

ダーティハリー

1971年製作のアメリカ合衆国の映画。サンフランシスコを舞台に、職務遂行のためには暴力的な手段も辞さないアイルランド系のハリー・キャラハン刑事が、ベトナム帰還兵の偏執狂的連続殺人犯との攻防を繰り広げるアクション映画。1970年代のハリウッド・アクション映画を代表する作品の一つであり、その後に撮影されたアクション映画にも影響を及ぼすほどであった。度々シリーズ化され、続編4作品『ダーティハリー2』 、『ダーティハリー3』、『ダーティハリー4』(これのみイーストウッド自身が監督)、『ダーティハリー5』が製作された。

ダーティハリー 映画批評・備忘録


ダーティハリー(原題 Dirty Harry)

脚本:33点
演技・演出:17点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:8点
合計80点


ダーティハリー症候群(簡単に言えば、自分を強く見せるための警察官の過剰行動)という警察官が陥る状態を指す言葉が生まれるなど、今作で見せるクリント・イーストウッド演じる過激な映像表現は、社会現象となり賛否両論を巻き起こすことになりました。
作品を単純に見る、楽しむとしたら、凶悪犯に正義感溢れる刑事が正義の鉄槌を下す勧善懲悪映画ですが、今作のハリー、凶悪犯に正義の鉄槌(殺害)できるのであれば手段を選ばないという手法を取ります。犯人を挑発し、より過激な行動を取らせて射殺するという結果を招こうとします。クライマックスでは子供たちが危険に晒されようがお構いなしの行動を終始とり続けます。ラストシーンの警官バッチを捨てるのは、そんな自身の行動に対してのハリーの第3者視点での自分への思いが表れています。


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ダーティハリー あらすじ(ネタバレ)

サンフランシスコのとあるホテル屋上のプールで泳いでいた女性が、何者かによって射殺される。捜査にあたるのは通称「ダーティハリー」と呼ばれる、サンフランシスコ市警察本部捜査課のハリー・キャラハン刑事。狙撃地点に残されたメモで犯人はスコルピオと名乗り、市警察に10万ドルを要求。応じなければ、次はカトリックの司祭か黒人を殺すという。市警察は支払いを拒み、次の犯行を防ぐために市内の高層ビルに多数の警察官を配置する。警戒中のヘリコプターが不審人物を発見するが、犯人を逃がしてしまう。

犯人は10歳の黒人少年を殺害したあと、さらに少女を誘拐し身代金を要求する。市は10万ドルの支払を決意、金の引渡しをハリーは命ぜられ、相棒のチコ・ゴンザレスが車で後をつけることとなる。犯人は銃を捨てたハリーを殴打し殺そうとするが、そこへチコが駆けつけて銃撃戦となる。チコは負傷するが、ハリーが隠し持っていたナイフを腿に突き立て、スコルピオは足を引きずりつつ逃走する。

犯人が傷の手当を受けた夜間病院の医師の話から、ハリーはスコルピオの居所を突き止めて追いつめ、刺し傷と銃創の上を踏みつけて少女の居場所を吐かせたが、少女は既に死んでいた。さらに、ミランダ警告を無視した逮捕と自白強要が違法とされ、そのほか決定的証拠もなく結局犯人は放免される。地検のオフィスで「加害者にも人権はあるのだ」と諭されるハリーだが、「被害者の人権は誰が守るのか?」と、逆に怒りを露わにする。こうした中、スコルピオはさらに黒人の無免許医に金を渡して自分を殴らせ、それをハリーの仕業だと警察に届け出たことから、ハリーは市長と上司のブレスラーによって、謹慎処分を受ける。

スコルピオは病院を退院すると酒屋で拳銃を強奪し、スクールバスをハイジャックする。橋の上からバスの屋根に飛び乗ったハリーに対して、スコルピオはバスを捨て採石場に逃げ込み銃撃戦となる。採石場を出て近くの池で釣りをしていた少年を人質に取ったスコルピオだったが、ハリーの撃った弾丸は少年をかすめて肩に命中。拳銃を落とし、ハリーはいよいよスコルピオを追い詰める。

スコルピオは落とした拳銃に一度手を伸ばすも躊躇する。それに対し挑発するハリー。結局、スコルピオは拳銃を取りハリーを狙うも、一瞬早く銃口を向けたハリーに胴体を撃ち抜かれ絶命、死体は池に落ちる。ハリーはポケットから警察バッジを取り出すと、池に放り投げるのだった。

ダーティハリー スタッフ

監督:
脚本:
原案:
製作:
製作総指揮:
音楽:
撮影:
編集:
配給:

ダーティハリー キャスト









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