Diner ダイナーは、2019年公開の日本映画。藤原竜也と蜷川実花監督が初タッグを組み、平山夢明の小説「ダイナー」を映画化。キャッチコピーは「ようこそ 殺し屋専用の食堂ダイナーへ。」「美味いメシを食うか? それとも死ぬか?」「客は全員、殺し屋。命が“クズ同然”の食堂ダイナーで、殺し合いゲーム開宴。」。
Diner ダイナー 映画批評・評価・考察
Diner ダイナー
脚本:-15点
演技・演出:3点
撮影・美術:15点
編集:4点
音響・音楽:6点
合計13点
これは。。。セリフを聞くたびに。。。ゾワゾワする。なんだろう、なんだろう、この違和感。
蜷川実花と横尾忠則が組んだ映像は芸術性は高いものの、ストーリーとセリフが全く合ってないというかひどすぎて寒気がしました。これで原作に忠実らしいんですけど、脚本家や監督は手直ししなかったんでしょうか。原作が必ずしも素晴らしいものではなく、おかしいものはおかしいと判断できなかったんでしょうか?『テラフォーマーズ』と同じ罠にはまった感じがしています。藤原竜也も演じるのが相当難しかったはずです。彼が熱演すればするほど寒さが増していきました。その他の実力派俳優たちの魅力を下げるセリフの寒さ、演出の寒さは久しく見ていないものでした。一方、宝塚ファミリーは十八番の芸、演技の舞台ではありました。キャストは豪華で映像技術も上々ですが、作品そのものに魅力がない、そう思ってしまう映画でした。
今作品は Huluで見ました。
Diner ダイナー あらすじ
そこは、店主も客も殺し屋の、日本一イカれたダイナー<食堂>。料理も生死も支配するダイナーの王=店主は、元殺し屋・天才シェフのボンベロ。「俺は、ここの王だ。砂糖の一粒までが俺に従う。」日給30万の怪しいアルバイトに手を出したオオバカナコは、ウェイトレスとしてそこに売られた。
皿を割っただけで消される極限状態のダイナーに、次々やってくる超ブッ飛んだ殺し屋たち。オーダーは極上の料理か、それとも殺し合いか…。
Diner ダイナー スタッフ
原作:平山夢明『ダイナー』(ポプラ社「ポプラ文庫」)
監督:蜷川実花
脚本:後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花
音楽:大沢伸一
主題歌:DAOKO×MIYAVI「千客万来」(ユニバーサル ミュージック)
製作:今村司、堀義貴、池田宏之、井上肇、石垣裕之、瀬井哲也、谷和男、山本浩、千葉均、吉川英作、田中祐介、和田倉和利
エグゼクティブプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:伊藤卓哉、甘木モリオ
アソシエイトプロデューサー:宇田充、金谷英剛
撮影:相馬大輔
プロダクションデザイナー:enzo
食堂の装飾美術:横尾忠則
照明:佐藤浩太
録音:阿部茂
編集:森下博昭
キャラクターデザイン:長瀬哲朗
ヘアメイクデザイン:ShinYa
フードクリエイション:諏訪綾子
アクション監督:川澄朋章
VFXスーパーバイザー:野崎宏二
助監督:川村直紀
プロダクションマネージャー:YANG MINJU、道上巧矢
配給:ワーナー・ブラザース映画
制作プロダクション:シネバザール
企画・製作幹事:日本テレビ放送網
製作:「Diner ダイナー」製作委員会(日本テレビ放送網、ホリプロ、ワーナー・ブラザース映画、パルコ、WOWOW、バップ、読売テレビ放送、博報堂、ポプラ社、日本出版販売、GYAO、シネバザール、ラッキースター、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
Diner ダイナー キャスト
ボンベロ:藤原竜也
オオバカナコ:玉城ティナ
スキン:窪田正孝
キッド:本郷奏多
ブロ:武田真治
カウボーイ:斎藤工
ディーディー:佐藤江梨子
ブタ男:金子ノブアキ
マテバ:小栗旬
マリア:土屋アンナ
無礼図(ブレイズ):真矢ミキ
コフィ:奥田瑛二
教授:品川徹
アラーニャ:内田健司
ソロ:前田公輝
ポリージャ:吉村界人
荒烈屈巣(アレックス):真琴つばさ
雄澄華瑠(オスカル):沙央くらま
歴代ウェイトレス:宮脇咲良、AMIAYA、エリイ、中村里砂、マドモアゼル・ユリア、MEGUMI、SHIHO
旅行代理店のスタッフ:川栄李奈
「白鯨」を読む女性:コムアイ
お天気キャスター:板野友美
オオバカナコの祖母:角替和枝
スキンの母親:木村佳乃
デルモニコ:蜷川幸雄(井手らっきょ)