1970年代 アクション バイオレンス

狼よさらば 67点

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映画批評・備忘録

本作から『ロサンゼルス』『スーパー・マグナム』『バトルガンM‐16』『狼よさらば 地獄のリベンジャー』と続くDeath Wishシリーズ全五作の一作目にあたる。

チャールズ・ブロンソンのこのシリーズは、勧善懲悪の復讐劇で古臭いイメージがあるものの、今見てもそこそこ面白い映画なのは、味がある証拠。家族が襲われた事件後を機に、ブロンソン演じるカージーの復讐が始まるわけですが、妻を殺害し、娘を凌辱した犯人に復讐するのではなく、全ての悪人に対してカージーが復讐していく物語になっています。私刑をテーマとしたさきがけの作品で、悪人に対して正義の鉄槌(殺人)を行うカージーの行為は法的には許されなくても、市民には支持されていく。そういうジレンマで悩む警察の姿も描かれています。シリーズを重ねるごとに悪役がはっきり悪役と分かる描写が増えるのは、今作では微妙な小悪党な感じがする相手まで容赦なくぶっ殺していくので改善したのかもしれません。

このシリーズの悪役を演じると出世する俳優も多く、今作はジェフ・ゴールドブラム、次作はローレンス・フィッシュバーン、3作目はギャヴァン・オハーリー、5作目はロバート・ジョイなどがいます。また、2018年にブルース・ウィリス主演のリメイク作『デス・ウィッシュ』が公開されました。

主人公の自宅に押し入った三人組の強盗の一人が、ジェフ・ゴールドブラムであり、本作が彼の映画デビューである。
街のチンピラ役で、無名時代のデンゼル・ワシントンが、一瞬だけ出演している。

採点の内訳


脚本:28点
演技・演出:13点
撮影・美術:12点
編集:8点
音響・音楽:6点
合計67点

タイトル

狼よさらば(原題:Death Wish)

あらすじ

設計士ポール・カージーはニューヨークで妻と結婚間近の娘と暮らしていたが、彼が不在の自宅に押し入った三人組の強盗によって妻は殺害され娘は凌辱された。さらに、娘は事件のショックから精神を病んでしまい、警察は犯人グループを逮捕出来なかった。

その後、南部に出張したカージーは、顧客のガンマニアとの交流やウエスタンショー見物を通じ、現地に根付く「市民が自ら銃を手に犯罪者から町を守る」という精神に感銘を受ける。 帰宅したカージーが顧客から渡されていた土産物を開封すると、32口径の回転式拳銃が入っていた。彼は銃を手に夜のニューヨークを見回り、犯罪者を自らの手で処刑しはじめる。

スタッフ

監督:マイケル・ウィナー
脚本:ウェンデル・メイズ
原作:ブライアン・ガーフィールド
製作:ハル・ランダース,ボビー・ロバーツ
製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス
音楽:ハービー・ハンコック
撮影:アーサー・J・オニッツ
編集:バーナード・グリブル
製作会社:ディノ・デ・ラウレンティス・カンパニー
配給:パラマウント映画,コロンビア映画

キャスト

チャールズ・ブロンソン
ヴィンセント・ガーディニア
ジェフ・ゴールドブラム
ホープ・ラング
キャスリーン・トラン
スティーブン・キーツ
スチュアート・マーゴリン
ウィリアム・レッドフィールド
ジャック・ウォーレス
ステファン・エリオット
クリストファー・ローガン
エドワード・グローバー
フレッド・J・スコレイ
クリストファー・ゲスト
ローレンス・ヒルトン・ジェイコブス
ポール・ドゥーリイ
ソニア・マンザーノ
デンゼル・ワシントン

予告編

商品情報




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