KKKをぶっ飛ばせ!は、2020年製作のイギリス映画。白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」に復讐する黒人の姉弟の姿を、凄惨なバイオレンス描写満載で描いたリベンジホラー。KKKことクー・クラックス・クランのはじまりの地であるテネシー州で撮影された。監督は「カニバル・レザーフェイス」のチャーリー・スティーズ。
KKKをぶっ飛ばせ! 映画批評・評価・考察
KKKをぶっ飛ばせ!(原題:Death Ranch)
脚本:12点
演技・演出:12点
撮影・美術:12点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計49点
こっこれは・・・『カニバル・レザーフェイス』の続編じゃないですけど、同監督の農場シリーズでは?復讐劇とカニバリズムがテーマなのは共通していますね。前作よりも今作の方が映像的にはよくできています。ただ、前作もでしたがスタッフの少なさや、無名キャストを考慮すると自主映画なんじゃないかと思います。低予算ながらよく頑張ってる映画ですね。工夫はしてるんですが、それが素人っぽいという感じが随所にします。粗削りなホラーが好きな人には、まずまず楽しめるんじゃないかと。
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KKKをぶっ飛ばせ! あらすじ
1971年、アメリカ南東部のテネシー州。無実の罪で投獄されていたブランドン(ディオンドル・ティーグル)は、刑務所を抜け出し、姉アンジェラ(フェイス・モニーク)に助けを求めた。ブランドンのもとに駆け付けたアンジェラと兄クラレンス(トラヴィス・カットナー)は彼を郊外の廃牧場に匿うことにするが、その地域は白人至上主義の秘密結社KKK(クー・クラックス・クラン)が盛んに活動している場所であり、KKKの中でも黒人を捕らえてその肉を食べることを好んでいる一派の拠点でもあった。きょうだいたちは残虐な彼らに捕らえられてしまい、クラレンスは喰われ、アンジェラはレイプされる。監視の隙をついてブランドンはアンジェラを救出。姉弟は怒りを爆発させ、彼らへの苛烈な復讐を始める。
KKKをぶっ飛ばせ! スタッフ
監督:チャーリー・スティーズ
製作:チャーリー・マクドゥーガル,ジェイミー・マクラウド=ロス,アーロン・ミルテス,チャーリー・スティーズ
脚本:チャーリー・スティーズ
音楽:サム・ベンジャフィールド
撮影:アーロン・ミルテス,チャーリー・スティーズ
編集:チャーリー・スティーズ
配給:TOCANA
KKKをぶっ飛ばせ! キャスト
ブランドン・コブス:ディオンドル・ティーグル
アンジェラ・コブス:フェイス・モニーク
クラレンス・コブス:トラビス・カットナー
デルマー:スコット・スカーロック
ゲイター:ブラッド・ベレミジャン
クレタス:シェーン・ギルボー