1980年代 サスペンス ホラー

ゾンゲリア 72点

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映画批評・備忘録

原題は直訳すると「死と埋葬」といった意味である。「ゾンビ映画」の一種と言えるが、ジョージ・A・ロメロが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で創出した、いわゆる「ロメロゾンビ」が登場するものとはかなり異なる。全編に漂う陰鬱とした雰囲気や激しい残虐描写も特徴だが、一方でミステリー的要素もある。脚本は、後にゾンビ映画の定番を破ったホラー・コメディー『バタリアン』を監督するダン・オバノンと、SFホラー『エイリアン』の原案をオバノンと共に執筆したロナルド・シャセットが務めている。

脚本がダン・オバノンなのでミステリー要素があり、サスペンス・ホラーといってもよい作品で、オープニングからラストまで見応えがある。ただ、編集がよくないためか、シーンのつぎはぎ感が盛り上がりを下げているように見える。80年代に入ると特殊メイクが秀逸で今見ても遜色ない出来で、むしろレトロ感が気持ち悪い。

採点の内訳


脚本:33点
演技・演出:14点
撮影・美術:14点
編集:4点
音響・音楽:7点
合計72点

タイトル

ゾンゲリア(原題:Dead & Buried)

あらすじ

ニューイングランドの小さな海岸沿いの町「ポッターズブラフ」。そこの海辺である男が写真を撮っていると、女性が現れ彼を誘い始める。誘われるままついていった男は突然何者かに襲われ、縛り付けられた上ガソリンをかけられ焼かれてしまう。保安官のダンはその夜、車の中で焼かれた男を発見するが、葬儀屋のドッブスが調べようとすると突然叫びだす。彼は生きていたのだ。

昏睡状態で入院したその男の身元を調べたところ、ジョージ・ルモインという外部の人間と分かる。ダンの妻で教師のジャネットは、彼から教材用の写真を売ってもらっていたという。しかし翌日偶然会った校長に話すと、そんなものは無いと言われる。その後も、漁のためやって来た漁師が殺害される。意識を取り戻したルモインだったが、そこに現れた看護婦は海辺のあの女で、彼の目に注射器を突き刺し殺害する。その後さらにガソリンスタンドで家族が、ヒッチハイクの少女が殺害されていき、その現場には死んだはずのルモインと漁師がいた。

相次ぐ殺人に困惑するダンだったが、彼自身が交通事故に遭遇する。車に付着した皮膚を検査したところ、その人物が4ヶ月前に死亡していたと分かり驚愕する。ジャネットの引き出しからブードゥー教や魔術の本を発見したダンは、彼女のいる学校に向かうが、なんとそこに行方不明になっていた少年の姿があった。ますます困惑するダンはドッブスを疑い始め、彼の身辺調査を開始する。すると、彼が以前ロードアイランド州プロビデンスで主任病理学者であったこと、そして10年前に無許可の検死を行い解雇されていた事を知る。

ドッブスの元に向かったダンは、そこでドッブスから映写機を回して見せられる。そこには町の住民が人を殺している様子が映されており、彼によれば町の住民は皆死んでおり、彼らが殺した人をドッブスが蘇らせ、その後も体を修復していると言う。そして、なんとジャネットもその一人だという。

スタッフ

監督:ゲイリー・シャーマン
脚本:ダン・オバノン,ロナルド・シャセット
製作:ロバート・フェントレス,ロナルド・シャセット
製作総指揮:リチャード・R・セント・ジョンズ
音楽:ジョー・レンツェッティ
撮影:スティーヴン・ポスター
編集:アラン・バルサム
製作会社:ロナルド・シュセット・プロ
配給:AVCO Embassy Pictures

キャスト

ジェームズ・ファレンティノ
メロディー・アンダーソン
ジャック・アルバートソン
デニス・レッドフィールド
ナンシー・ロック
リサ・ブロント
ロバート・イングランド
ビル・クイン
マイケル・クリー
クリストファー・オールポート
ジョゼフ・G・メダリス
メイコン・マカルマン
リサ・マリー
イステル・オメンズ
バリー・コービン
マイケル・パタキ

予告編

商品情報



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