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クロコダイル・ダンディー|オーストラリアの奥地で暮らすワイルドな男性が、生まれて初めて大都会NYを訪れ……。

クロコダイル・ダンディー
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クロコダイル・ダンディーは、1986年公開のオーストラリア映画。ポール・ホーガンを一躍スターに押し上げたカルチャー・ギャップ・コメディのヒット作。オーストラリアの奥地で生活する“クロコダイル・ダンディー”と呼ばれる探検家がニューヨークへ来て巻き起こす騒動を描く。ホーガン扮する主人公の豪快で大らかなキャラクターと、カルチャーギャップを描いたユーモラスなドタバタで一躍人気作となったコメディ映画の第1弾。続編に『クロコダイル・ダンディー2』(1988年)と『クロコダイル・ダンディー in L.A.』(2001年)がある。

クロコダイル・ダンディー 映画批評・評価・考察


クロコダイル・ダンディー(原題:Crocodile Dundee)

脚本:36点
演技・演出:17点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計84点

公開当時に一大ブームを巻き起こした映画で、ワイルドでチャーミングな男に都会の仕事ができるいい女が恋をする元祖になるのかな?という作品です。下品だったり馬鹿笑いするようなコメディ映画ではなく、主人公ミックのワイルドだろぉ~という所作や仕草がとても自然でカッコよくセリフについても筋が通った物言いは気持ちが良いものです。

ポール・ホーガンの魅力もさることながら、ヒロインのリンダ・コズラウスキーの抜群のプロポーションと凛とした感じはとても魅力的です。水着になったシーンは世の中の男性のハートを射止めたに違いないでしょう。当時、子供だった自分もドキっとしましたもん。


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クロコダイル・ダンディー あらすじ(ネタバレ)

NYの大新聞社の社主の娘で、その新聞社の花形記者として活躍するスー(リンダ・コズラウスキー)は、オーストラリアの奥地で何十匹ものワニと格闘の末に無事帰還したというマイケル・“クロコダイル”・ダンディー(ポール・ホーガン)に会うために現地へ飛んだ。

そしてダンディーのパートナーであるライリー(ジョン・マイロン)に彼を紹介してもらったスーは、粗野ながらユーモアを理解し都会の人間にはない暖かさを持ったダンディーに好感を持ち、二人は早速、アドベンチャー記事を書くためオーストラリアの奥地へと冒険の旅に出た。途中、水牛が現われて立往生したり、カウボーイ気取りでカンガルー狩りをする男たちが出現したりしたが、ダンディーはそれらを催眠術を使ったり、銃で追っぱらってくれた。またスーが沼で水浴びをしていると突然、ワニが現われ襲われそうになるが、この時もダンディーが助けてくれた。やがて二人の間には愛が芽生えはじめ、スーは彼に「NYに来ない?」と誘った。

そして--NYの空港にはスーの恋人でもある上司のリチャード(マーク・ブルーム)が迎えに来ていた。見るものすべてが初めてといった感じのダンディーは物珍しそうにキョロキョロし、それはホテルに投宿してからも変わらなかった。街に出たダンディーは人と車の洪水に驚きながら、持ち前の人なつっこい笑顔で行き交う人々に“グッダイ”と挨拶をかわした。しかし、殆どの人が知らん顔……。その夜の夕食時にリチャードと衝突したダンディーは街に出て陽気に飲み、ゲイと仲良くなったり、街娼のヒモにからまれて相手を殴り倒したりした。翌日もスーと街へ出た時にひったくりの強盗をやっつけ、またストリート・ギャングに襲われたりするが、ここでも逆に相手を脅し、そんなダンディーにスーはますます魅かれていった。

スーの書いたアドベンチャー記事が評判となり社長主催のパーティーが催され、席上、リチャードが自らスーとの婚約を発表、出席者に祝福された。だが、スーの気持ちは何となくしっくりしなかった。翌朝、ダンディーはホテルを出てアメリカ放浪の旅に出た。スーはそのことを知るとすぐにダンディーのあとを追い、朝のラッシュで混雑する地下鉄のホームでダンディーを見つけ、そこにいる人々の協力もあってやっとダンディーに自分の気持ちを打ち明け、ふたりは強く抱き合うのであった。

クロコダイル・ダンディー スタッフ

監督:ピーター・フェイマン
脚本:ポール・ホーガン,ケン・シャディー,ジョン・コーネル
原案:ポール・ホーガン
製作:ジョン・コーネル
音楽:ピーター・ベスト
撮影:ラッセル・ボイド
編集:デヴィッド・スティーヴン
製作会社:リムファイアー・フィルム
配給:パラマウント映画,20世紀フォックス

クロコダイル・ダンディー キャスト

マイケル・J・”クロコダイル”・ダンディー(ミック):ポール・ホーガン
スー・チャールトン:リンダ・コズラウスキー
ウォルター・ライリー:ジョン・メイロン
リチャード・メイスン:マーク・ブラム
サム・チャールトン:マイケル・ロンバード
ネビル・ベル:デヴィッド・ガルピリル
ガス:レジナルド・ヴェルジョンソン
ダニー:リク・コリッティ

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