フェーズ6は、2009年公開のアメリカ合衆国の映画。致死率100パーセントのウイルスがまん延する世界で、感染を免れた4人の若者たちが、極限状況下で狂気に侵されるパニック・スリラー。
フェーズ6 映画批評・評価・考察
フェーズ6(原題:Carriers)
脚本:15点
演技・演出:11点
撮影・美術:14点
編集:8点
音響・音楽:6点
合計54点
原題のCarriers(キャリア)は、保菌者という意味なのですが、邦題のフェーズ6は、警戒レベル6、すなわちパンデミック(世界的大流行)の意味になります。作品の主題からすると原題のままの方が良かったと思います。パニック映画としてはスケールが小さいので、タイトル負けしています。クリス・パインや俳優の演技は良いんですが、脚本が悪いせいか、ツッコミどころが満載の映画になってます。当初ツッコミどころだった、マスクが無敵でキスは死亡フラグなのは、欧米で新型コロナウイルスの蔓延している現状ではリアルに思えます。今作品を見ていたらもっと感染を防げたかもしれません。
フェーズ6 あらすじ
致死率100%、治療不能のウイルスが蔓延した世界。 街はゴーストタウンと化し、わずかに生き残った人たちは、感染を恐れ他人との接触を断っている。そんな中、感染を免れたお調子者で粗暴な兄ブライアンと、真面目で心優しい弟ダニーの兄弟は、兄の恋人ボビーと、弟が想いを寄せる女友達ケイトを連れ、感染者がいないであろう、幼い頃の思い出の地である海岸を目指し、車を走らせていた。しかし、ある事情から、感染した親子を同乗させたことで、4人の中に潜んでいた本性が次第に剥き出しになっていく…。死と隣り合わせの極限状況の中で、彼らは何を見て、何から目をそらすのか? そして生き残るために彼らが選んだ選択とは―。
フェーズ6 スタッフ
監督:
脚本 :
製作:
音楽:
撮影:
編集:
配給 : , ,
フェーズ6 キャスト