DEMON デーモンは、2015年公開のアメリカ合衆国の映画。謎の男から執拗に嫌がらせを受ける女性の姿を通してアメリカ地方社会の闇をあぶり出した社会派サスペンス映画。本作は小説『Go with Me』に基づいており、公開前は同名のタイトルだった。2015年の第72回ヴェネツィア国際映画祭でも Go With Me として公開されている。DVDは、アメリカ合衆国などでは Blackway として、イギリスなどその他の国では Go With Me としてリリースされている。
DEMON デーモン 映画批評・評価・考察
DEMON デーモン(原題:Blackway または Go With Me)
脚本:25点
演技・演出:5点
撮影・美術:10点
編集:6点
音響・音楽:6点
合計52点
デーモンといえばエクソシストみたいな話かと思ってしまいますが、なんてこともない邦題でした。作品を見れば米題のBlackwayで良かったと思います。
田舎で悪さを繰り返すレイ・リオッタ演じるブラックウェイを探しだし、殺す話なので。アンソニー・ホプキンス演じるレスター(レクターじゃないよ)が娘の復讐のために、ブラックウェイに嫌がらせを受けていたリリアンと共に戦う物語と言ってもいいのかな。
ものすごい淡々とした進行具合ですが、そこは役者が違うんでしょうね。それなりに見ていられるんです。ブラックウェイは、田舎の無法者で誰もが嫌っているものの誰も逆らえず、恐れから協力すらしている存在です。ものすごくシンプルに演出しているせいか、嫌な奴ですが殺すほどなのかというと微妙な奴です。そこがリアルなのかもしれませんが。。。
今作品はAmazonプライムで見ました。
DEMON デーモン あらすじ
オレゴン州の故郷に戻った若い女性リリアン(ジュリア・スタイルズ)は、元警官で町を牛耳るブラックウェイと呼ばれる男(レイ・リオッタ)から嫌がらせを受けるようになった。他の住民にも見放され、町を出るよう保安官に助言されたリリアンだったが、元きこりのレスター(アンソニー・ホプキンス)と彼の助手ネイト(アレクサンダー・ルドウィグ)に協力してもらい、ブラックウェイに立ち向かうことを決意する。
DEMON デーモン スタッフ
監督:ダニエル・アルフレッドソン
脚本:ジョー・ガンジェミ,グレゴリー・ジェイコブス
原作:キャッスル・フリーマン・Jr『Go with Me』
製作:リック・ダグデール,エレン・ゴールドスミス・ヴェイン,アンソニー・ホプキンス,グレゴリー・ジェイコブス,リンジー・ウィリアムズ
音楽:アンダース・ニスカ,クラス・ワール
撮影:ラスマス・ヴィデベック
編集:ホーカン・カールソン
DEMON デーモン キャスト
レスター – アンソニー・ホプキンス
リリアン – ジュリア・スタイルズ
ブラックウェイ – レイ・リオッタ
ウィザー – ハル・ホルブルック
ネイト – アレクサンダー・ルドウィグ
マードック – ロックリン・マンロー