バーフバリ 伝説誕生 100点

バーフバリ 伝説誕生

2015年公開のインド映画。テルグ語、タミル語で撮影された全2部構成の叙事詩的映画の第1作目である。インド国内で最高額の予算で製作された本作は公開直後から高い評価を受け、インドの歴代興行収入最高額を記録した。また、興行的に最も成功したテルグ語映画となった。

バーフバリ 伝説誕生 映画批評・備忘録


バーフバリ 伝説誕生(原題:Baahubali: The Beginning)

脚本:40点
演技・演出:20点
撮影・美術:20点
編集:10点
音響・音楽:10点
合計100点


バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!感想はバーフバリ!
映画の醍醐味のすべてが揃っている上に神々しい感覚が湧いてくる。今作には、王よ!英雄よ!称えよ!(笑い)みたいななんか体の芯から吹き上がる熱さがあるんですよ。絶対的な人の存在を描くこの物語は、ここ数十年で見た映画でベストオブベストでした。ハリウッドを凌ぐスペクタクル・インド映画。登場人物の演技力もさることながら、圧倒的な世界観と映像美・音楽に歌。洗脳されたように思わず口づさみたくなってきます。
言葉の壁を越えてくる脳へのダイレクトコンタクト(笑)でした。素晴らしい。


バーフバリ 伝説誕生 あらすじ(ネタバレ)

滝の下の世界
古代インドの大国マヒシュマティ王国の女性シヴァガミは、赤ん坊を守るために滝の下に降り追手の兵士を殺し、付近の村に向かおうとするが、足を滑らせて川に落ちてしまう。シヴァガミはシヴァ神に「自分の命と引き換えに赤ん坊の命を救って欲しい」と祈りを捧げる。翌朝、赤ん坊の泣き声を聞き村人が集まり、赤ん坊を川から助け出し、シヴァガミは滝の上を指差した後に川に沈んでいく。村人たちは赤ん坊を滝の上に返そうとするが、村長の妻サンガは「赤ん坊は子供が生まれない自分への神からの授かりもの」と主張して拒否し、滝の上に通じる洞穴を封印してしまう。サンガは赤ん坊に「シヴドゥ」と名付け、自分の息子として育てることを決める。

25年後、シヴドゥは逞しい青年に成長するが、成長と共に滝の上の世界に興味を抱くようになり、毎日滝をよじ登ろうと試みていた。サンガはシヴドゥの滝登りを止めさせるため、導師の助言でシヴァ神の石像に水をかける願掛けを行う。しかし、願掛けを一人で1,000回行わなければならないことを知ったシヴドゥは、シヴァ神の石像を担ぎ上げて滝に沈め、水をかける手間を省かせる。それ以来、シヴドゥは滝登りを止めたためサンガは喜ぶが、シヴドゥは滝から落ちてきた仮面に夢中になっていた。その仮面が女性の物だと知ったシヴドゥは「持ち主の女性に会いたい」と願うようになり再び滝登りを再開し、女性の幻に導かれて遂に滝の頂上に到達する。

アヴァンティカとの出会い
滝の上に到達したシヴドゥは付近を散策し、そこで探し求めていた女性アヴァンティカを見つける。アヴァンティカは仲間と共にマヒシュマティ兵を皆殺しにし、兵士から宮殿に向かった仲間が死んだことを聞き出す。彼女は、暴君バラーラデーヴァに捕らえられ幽閉の身のデーヴァセーナ王妃を救い出そうとするクンタラ王国一党に所属していた。アヴァンティカは死んだ仲間に代わりデーヴァセーナ救出の任務を任されるが、彼女の手にシヴドゥが密かに描いたボディペイントがあったことから「色欲に惑わされる者には任せられない」と言い渡される。自らの情熱を訴え、改めてリーダーから任務を任せられたアヴァンティカは不届き者を殺そうと待ち構えるが、シヴドゥは再び彼女にボディペイントを施し去っていく。

シヴドゥは雪山で野宿をしているところをアヴァンティカに発見され、襲撃される。シヴドゥは逃げながらアヴァンティカにアプローチをかけ、次第に彼女の心を掴み、二人は愛し合うようになる。しかし、アヴァンティカは王妃救出の使命を思い出し、シヴドゥを置いてマヒシュマティに向かうが、途中でマヒシュマティの兵隊に捕まってしまう。兵士たちはアヴァンティカを殺そうとするが、駆け付けたシヴドゥに全滅させられる。その際、兵士の一人が彼を見て「バーフバリ」と呟き許しを請う。シヴドゥとアヴァンティカは追手から逃れるために雪崩を起こすが、予想を上回る規模の雪崩が発生し、命からがら雪山から脱出する。シヴドゥはアヴァンティカに代わり王妃の救出を引き受け、単身マヒシュマティに乗り込む。

マヒシュマティ王国
カーブルの武器商人アスラム・カーンは刀剣を売り込みにマヒシュマティの武器工場長カッタッパを訪れ、彼の剣術の腕に感服する。アスラムはカッタッパが奴隷の身分だと聞き国王に自由の身にするように働きかけようとするが、代々王国に仕える家の出身であるカッタッパは申し出を固辞し、その忠誠心の篤さにアスラムは敬意を示す。そのカッタッパが忠誠を誓う国王バラーラデーヴァは国民に重税を課し、反対者を弾圧するなど圧政を敷いていた。宮殿の中庭にはデーヴァセーナが幽閉されており、彼女は毎日中庭の小枝を集める日々を送っていた。カッタッパはデーヴァセーナを逃がそうとするが、彼女は「いつか息子が助けにくる。息子が倒したバラーラデーヴァを焼くために小枝を集めている」と答え拒否する。

都ではバラーラデーヴァの誕生日を祝う祝典が開催され、黄金のバラーラデーヴァ像の建立式が行われていた。シヴドゥは倒れかけた巨大な黄金像の下敷きになりかけた老人を救い姿を消すが、その姿を見た国民は「バーフバリ」の名を叫び出す。その夜、バラーラデーヴァは「バーフバリ」の名を叫んだ者を探し出そうと兵士たちを集めるが、兵士に紛れ込んだシヴドゥが宮殿に火をかけて騒ぎを起こす。シヴドゥは混乱に乗じてデーヴァセーナを助け出して脱出するが、バラーラデーヴァの息子バドラ王子の部隊に捕まってしまう。

シヴドゥは兵士たちを全滅させバドラを殺そうとするが、駆け付けたカッタッパと一騎打ちになり、その場にはアヴァンティカたちや、シヴドゥを探すために洞穴を登ってきたサンガたちが集まる。シヴドゥはカッタッパの剣を奪い、逃げようとしたバドラの首を刎ねる。カッタッパは槍を手にシヴドゥに襲いかかるが、雷雨の中で彼の顔を見た途端、「バーフバリ」と叫び戦意を喪失する。翌朝、シヴドゥは自分の正体をカッタッパに尋ね、自分の正体がマヒシュマティの王子であることを知る。驚くシヴドゥに対し、カッタッパは彼の父王アマレンドラ・バーフバリの生涯を語り出す。

バーフバリ王伝
50年前、マヒシュマティ王国を建国したヴィクラマデーヴァ王が急死し、時を同じくして王妃も病死する。後には生まれたばかりの王子バーフバリが残され、国務は王兄ビッジャラデーヴァの妃シヴァガミが代行することになった。これに反発する家臣の一部が謀反を計画するが、シヴァガミは家臣たちを取り込み謀反を防ぎ、首謀者たちはカッタッパに斬り捨てられる。ビッジャラデーヴァは息子バラーラデーヴァを王位に就けるように提案するが、シヴァガミは「バーフバリとバラーラデーヴァのうち、より優れた者を王位に就ける」と宣言する。

バーフバリとバラーラデーヴァは成長して帝王学を身に付け、文武両道に優れた王子となり、王位を決める試練を難なく成し遂げていく。シヴァガミはどちらを王位に就けるべきか迷うが、その折に家臣が軍事機密を盗み出す事件が発生する。二人は家臣を捕らえて尋問し、軍事機密が隣国の蛮族カーラケーヤ(英語版)に渡ったことを聞き出す。カーラケーヤ軍10万人に対してマヒシュマティ軍は2万5,000人しかおらず危機を迎えるが、バーフバリは三叉作戦を立案し、カーラケーヤ族長を狙うことを提案する。それを聞いたビッジャラデーヴァは「カーラケーヤ族長を討ち取った方を王位に就ける」と提案し、シヴァガミも提案を了承する。

バーフバリの部隊はビッジャラデーヴァの策略で満足な武器を与えられずにいたが、彼は策を巡らせてカーラケーヤ軍を翻弄する。カーラケーヤ軍が混乱したスキを突き、バーフバリとバラーラデーヴァの部隊が出撃し敵陣に突入する。族長は捕らえた村人を盾にして抵抗するが、バラーラデーヴァは人質ごとカーラケーヤ軍を撃破し、バーフバリは人質を救出しつつ攻撃を加える。部隊が敵陣深く入り込んだ時、マヒシュマティ軍の防御陣が突破され部隊は戦意を喪失する。バーフバリは陣地に戻り兵士たちを鼓舞してカーラケーヤ軍を押し戻し、再び族長の陣地に突入する。バーフバリは族長を追い詰め止めを刺そうとするが、間に入ったバラーラデーヴァが止めを刺す。

勝利に沸き立つマヒシュマティの陣地では、シヴァガミがバラーラデーヴァの武勇を称賛するが、彼女はバーフバリを次の国王に指名する。詰め寄るビッジャラデーヴァに対し、シヴァガミは「バラーラデーヴァは戦いに夢中になっていたが、バーフバリは国民を救うことを考えていた」と理由を語り、バーフバリは歓呼の声が挙がる中で王位に推戴される。

王の死
カッタッパの話を聞いたサンガは、「シヴドゥの父であるバーフバリに会いたい」と言うが、カッタッパは「既にこの世にはいない」と答える。シヴドゥは父が死んだ理由を問いかけ、カッタッパは「仲間に裏切られて死んだ」と語り、「その裏切り者は自分だ」と告げる。

バーフバリ 伝説誕生 スタッフ

監督:
脚本:
原案:
製作:,
音楽:
撮影:
編集:
製作会社:
配給:

バーフバリ 伝説誕生 キャスト

シヴドゥ/マヘンドラ・バーフバリ、アマレンドラ・バーフバリ –
バラーラデーヴァ –
デーヴァセーナ –
アヴァンティカ –
シヴァガミ –
ビッジャラデーヴァ –
カッタッパ –
サンガ –
導師 –
バドラ –
カーラケーヤ族長 –

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