シャーク・ナイトは、2011年公開のアメリカ合衆国の映画。湖にバカンスにやって来た若者たちが、46種類もの人食いザメに襲われるパニック・ホラー。監督は大ヒット映画デッドコースター (原題:Final Destination 2 )のデヴィッド・エリスで、彼が映画『Kite』(日本のアダルトアニメ『A KITE』の実写版)の撮影準備で訪れていた南アフリカ共和国のヨハネスブルグで急死したため、今作が遺作となった。
シャーク・ナイト 映画批評・評価・考察
シャーク・ナイト(原題:Shark Night 3D)
脚本:23点
演技・演出:14点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計67点
他サイトのレビューでは低評価が目に付く作品ですが、予想以上に面白い映画でした。撮影も編集もとても良くスカッと見れるB級ホラー映画です。シャークネード系ではなく、ピラニア3D系を小規模にした感じです。キャストもB級映画にしては豪華だし(大作映画の脇役俳優、歌手、主演のサラ・パクストンはビル・パクストンの親戚)、スタッフも名の知れた方が多いんです。監督はデッドコースター、ファイナル・デッド・サーキット3Dのデヴィッド・エリスです。若い時はスタントマンとして、マトリックスやハリーポッターのアクション撮影のスタッフとしても活躍した方です。これが遺作になってしまったのはとても残念でした。彼は3D映画のヒットメーカーで今作も本来なら3Dで見る映画でした。
ストーリーで、湖に鮫はおかしいだろという感じですが、一応設定では塩水湖の設定で、そこに鮫を放ったという事になっています。そんなことより、もうちょっとグロさとエロさが欲しかったなぁ。
シャーク・ナイト あらすじ
美しい水と緑に囲まれたクロスビー湖は、夏になると、リッチな若者たちがバカンスに訪れるこの世の楽園。ある時、この地に別荘を持つ大学生サラ(サラ・パクストン)が、6人の仲間たちを連れてやってくる。そこで、かつての恋人デニス(クリス・カーマック)と再会。しかし、デニスを始め、地元に取り残された男たちは裕福な大学生たちを憎み、邪悪な欲望と共に健康な肉体を持った餌食を待っていた。やがて、サラの友人で運動神経抜群のマリク(シンカ・ウォールズ)がサメに襲われたことをきっかけに、男たちの罠が大学生たちに牙をむき始める。それは、彼らが飼っていた大小様々な種類のサメを利用した殺人ゲームだった。サラたちは、常軌を逸した人間たちの狂気と襲い来るサメの恐怖を乗り越え、無事に生き延びることができるのか……。
シャーク・ナイト スタッフ
監督:デヴィッド・エリス
脚本:ウィル・ヘイズ,ジェシー・ストゥーデンバーグ
製作:クリス・ブリッグス,マイク・フレイス,リネット・ハウエル
製作総指揮:マーク・ブルック,ダグラス・カーティス
音楽:グレーム・レヴェル
撮影:ゲイリー・カポ
編集:デニス・ヴァークラー
配給:レラティビティ・メディア,ポニーキャニオン
シャーク・ナイト キャスト
サラ:サラ・パクストン
ニック:ダスティン・ミリガン
デニス:クリス・カーマック
ベス:キャサリン・マクフィー
ゴードン:ジョエル・デヴィッド・ムーア
グレッグ保安官:ドナル・ローグ
レッド:ジョシュア・レナード
マヤ:アリッサ・ディアス
マリク:シンカ・ウォールズ
ブレイク:クリス・ジルカ
カール:ジミー・リー・ジュニア