13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!は、1986年公開のアメリカ合衆国の映画。前作「新」は、ジェイソンに代わる新たな殺人鬼誕生の物語であったのだが、興行収入が期待したほどではなかったため、今作では強引な形で殺人鬼ジェイソンの復活のストーリー展開がなされた。本作は「新・13日の金曜日」の直後の話であるが、「新」の一番最後の場面(シリーズ得意の最後の最後のショックシーン)とはストーリーが繋がらず、その直前の場面からの続きとなっている。劇中でトミーが病院から脱走し、捜索願が出ているというセリフがある。なお、トミーの出番は今作で最後である。予告編はジェイソンの墓石に落雷し、棺桶がせり上がって蓋が開き、ジェイソンの骸骨が露になるというもので、本編の映像は使用されていない。
13日の金曜日 PART6 映画批評・評価・考察
13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!(原題:JASON LIVES: FRIDAY THE 13TH PART VI)
脚本:10点
演技・演出:13点
撮影・美術:12点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計49点
トミー3部作の完結編にして、完全にトミーが陰キャから陽キャに大変身を遂げています。今までのトラウマは一体なんだったんだってくらいです。一方ジェイソンは完全に不死身キャラにパワーアップしています。圧倒的パワーを持つジェイソンが、なぜかトミーの罠に簡単にハマってしまい、しかもトミーと互角の攻防と急激にパワーダウンしてしまいます。演出はツッコミどころ満載の上、ご都合主義を絵にかいたようなストーリー展開になっています。これまで以上のバカバカしさが逆に好きだったりします。
13日の金曜日 PART6 あらすじ(ネタバレ)
東海岸の小さな町クリスタル・レイクに起こったジェイソン・ボリーズによる殺人事件は、少年トミーによって終止符が打たれた。それから10年、クリスタル・レイクはフォレスト・グリーンと町の名も変え、ジェイソンは、もはや伝説の中の殺人者となっていった。成長したトミー(トム・マシューズ)は、しかし、今でも悪夢にとりつかれていた。その苦悩から逃れようと、土葬されているジェイソンを火葬するために、フォレスト・グリーンに戻って来た。嵐の夜、半ばミイラ化した死体を友人と共に掘り起こすトミー。その時、雷が死体を直撃し、ジェイソンはこの世に蘇生してしまう。トミーの友人を殺したジェイソンは、キャンプに沸くクリスタル・レイクに向かって姿を消した。トミーは、町の保安官(デイヴィッド・ケーガン)に警告するが信用されず、彼は牢に入れられてしまう。やがて、キャンプにやって来た指導員たちの中のリーダー格の男女が行方不明になった。ジェイソンの仕業だと力説するトミーの言葉を1人だけ信じる人間が現われる。保安官の娘メイガン(ジェニファー・クック)だ。トミーの心配どおり、指導員のリーダーたちは、ジェイソンの餌食になっていた。何も知らない指導員たちは、やがて次々に犠牲になっていった。保安官もトミーの言葉を信じるようになるが、彼はメイガンを襲おうとしたジェイソンの刃に命を落としていった。トミーは、メイガンと共に、再び湖畔で、ジェイソンと死闘を展開し、遂にジェイソンの息の根を絶つのだった。
13日の金曜日 PART6 スタッフ
監督:
脚本:
製作:
音楽:
撮影:
配給 :
13日の金曜日 PART6 キャスト
トミー:
メーガン:
ギャリス保安官:
コート:
シシー:
ポーラ:
ダレン:
リズベス:
リック:
ハーズ:
ジェイソン: