ニューヨークの恋人は、2001年公開のアメリカ合衆国の映画。タイムスリップにより出会った男女2人を描くロマンティック・ラヴ・ストーリー。監督・脚本は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。撮影は「ブリジット・ジョーンズの日記」のスチュアート・ドライバーグ。メグ・ライアン×ヒュー・ジャックマンが星回りの悪い恋人たちを好演!
ニューヨークの恋人 映画批評・評価・考察
ニューヨークの恋人(原題:Kate & Leopold)
脚本:30点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計79点
仕事と出世のことしか頭にないキャリアウーマンが出会った、売れない役者のコスプレ男?だが彼は125年前からタイムスリップしてきた英国貴族だった!
ロマンティックコメディの女王として君臨した当時のメグ・ライアンが、「X-メン」シリーズで一躍スターダムにのしあがったオーストラリア出身のヒュー・ジャックマンと共演したファンタスティックなラブストーリー。現代の男性が忘れてしまった騎士道精神や紳士の振る舞いに触れるうち、次第に恋する女性になっていく現実主義者のヒロインを、メグ・ライアンがキュートに演じ切りました。
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ニューヨークの恋人 あらすじ(ネタバレ)
1876年、ニューヨーク。レオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)は、愛する女性とめぐり逢えないまま、結婚相手を決めざるをえない状況にあった。そんな時、彼はブルックリン・ブリッジから落ちてしまい、現代のニューヨークにタイムスリップ。
仕事にも恋にも疲れた広告会社で働くキャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)は、元ボーイフレンドであるスチュアート(リーヴ・シュレイバー)のところに転がり込んできたレオポルドと知り合い、彼の奇妙なふるまいにとまどいつつも、徐々に親しくなっていく。そしてケイトは、バッグをひったくられたのをレオポルドが馬に乗って助けてくれたことから、彼に恋心を抱きはじめる。
そんなある夜、ケイトは会社重役のJ.J.(ブラッドリー・ウィットフォード)に食事に誘われる。ケイトを愛しはじめていたレオポルドは二人が食事しているレストランに乗り込み、J.J.の俗物ぶりを痛烈に暴きだす。怒り傷ついたケイトが翌朝レオポルドから受け取ったのは、誠意にあふれた美しい手紙。ケイトとレオポルドは恋仲になるが、やがてレオポルドは19世紀に帰ってしまう。
そしてある令嬢との結婚の準備を進めるが、そこに、せっかく手に入れた重役のイスを捨て、ケイトがタイムスリップしてやってくる。かくして2人は19世紀でめでたく結ばれるのだった。
ニューヨークの恋人 スタッフ
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:ジェームズ・マンゴールド,スティーブン・ロジャース
原案:スティーブン・ロジャース
製作:キャシー・コンラッド
製作総指揮:ケリー・オレント,メリル・ポスター,ボブ・ワインスタイン,ハーヴェイ・ワインスタイン
音楽:ロルフ・ケント
主題歌:スティング「アンティル…」
撮影:スチュアート・ドライバーグ
編集:デヴィッド・ブレナー
製作会社:ミラマックス,コンラッド・ピクチャーズ
配給:ミラマックス,ギャガ
ニューヨークの恋人 キャスト
ケイト・マッケイ:メグ・ライアン
オールバニ公爵レオポルド:ヒュー・ジャックマン
スチュアート・ベッサー:リーヴ・シュレイバー
チャーリー・マッケイ:ブレッキン・メイヤー
ダーシー:ナターシャ・リオン
J.J.カムデン:ブラッドリー・ウィットフォード
ミラード叔父:パクストン・ホワイトヘッド
ガイスラー医師:スポルディング・グレイ
ボブ:ジョッシュ・スタンバーグ
フィル:マシュー・サスマン
パトリス:シャーロット・アヤナ
重役1:ジョン・ロスマン
オーティス:フィリップ・ボスコ