ゴースト・イン・ザ・シェルは、2017年公開のアメリカ合衆国の映画。世界が認めた日本原作「ゴースト・イン・ザ・シェル/攻殻機動隊」のハリウッド映画実写化!ルパート・サンダーズが監督を務め、士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソンやビートたけしらを迎えて実写映画化。近未来を舞台に、脳以外は全身義体の少佐が指揮する捜査組織公安9課の活躍を描く。
ゴースト・イン・ザ・シェル 映画批評・評価・考察
ゴースト・イン・ザ・シェル(原題:Ghost in the Shell)
脚本:28点
演技・演出:17点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計79点
スタッフの原作愛に溢れた作品となっていて、細かいところまで再現されているように見えました。ハリウッド化されたアニメの中ではよくできている方だと思います。。ただどことない違和感は、むしろ原作にこだわり過ぎてしまっている点ではないかと思えます。
桃井かおりもビートたけしも貫禄があっていい演技だと思うし、思っていた以上に出番が多かった。たけしについては上手いのか下手なのか良く分からないけど。たけし(荒巻)だけ、日本語なのが違和感ありありです。脚本が面白いかどうかは微妙なものの、映像は迫力があって大変良くできた映画です。原作に拘り過ぎるとこの映画は楽しめないので、雰囲気を楽しめれたら良い方だと思って軽く見たいものです。
ゴースト・イン・ザ・シェル あらすじ
ネットに直接アクセスする電脳技術が発達すると共に、人々が自らの身体を義体化(=サイボーグ化)することを選ぶようになった近未来。脳以外は全て義体化された少佐率いるエリート捜査組織「公安9課」は、サイバー犯罪やテロ行為を取り締まるべく、日夜任務を遂行していた。そんな中、ハンカ・ロボティックス社の推し進めるサイバー技術の破壊をもくろんだテロ組織による事件を解決すべく、少佐は同僚のバトーらと共に捜査にあたるが、事件を調べていくにつれ、自分の記憶が何者かによって操作されていたことに気付く。やがて、真の自分の記憶を取り戻していく少佐は、自身の驚くべき過去と向き合うことになる。
ゴースト・イン・ザ・シェル スタッフ
監督:ルパート・サンダース
脚本:ジェイミー・モス,ウィリアム・ウィーラー,アーレン・クルーガー
原案:士郎正宗『攻殻機動隊』
製作:アヴィ・アラッド,アリ・アラッド,スティーヴン・ポール,マイケル・コスティガン
製作総指揮:石川光久,藤村哲哉,野間省伸,ジェフリー・シルヴァー
音楽:クリント・マンセル,ローン・バルフェ
撮影:ジェス・ホール
編集:ニール・スミス,ビリー・リッチ
製作会社:ドリームワークス,リライアンス・エンターテインメント,アラッド・プロダクションズ,上海電影集団公司,フアフア・メディア
配給:パラマウント映画,東和ピクチャーズ
ゴースト・イン・ザ・シェル キャスト
ミラ・キリアン少佐 / 草薙素子 – スカーレット・ヨハンソン
バトー – ピルウ・アスベック
荒巻大輔 – ビートたけし
オウレイ博士 – ジュリエット・ビノシュ
クゼ – マイケル・カルメン・ピット
トグサ – チン・ハン
ラドリヤ – ダヌーシャ・サマル
イシカワ – ラザルス・ラトゥーエル
サイトー – 泉原豊
ボーマ – タワンダ・マニーモ
カッター – ピーター・フェルディナンド
ダーリン博士 – アナマリア・マリンカ
リー – ダニエル・ヘンシャル
ダイヤモンド – カイ・ファン・リエック
ハイリ(素子の母親) – 桃井かおり
モトコ(素子) – 山本花織
ヒデオ – アンドリュー・モリス
リア – アジョワ・アボアー
大統領 – クリス・オビ
芸者ロボット – 福島リラ
トニー – ピート・テオ
オズモンド博士 – マイケル・ウィンコット