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守護神|海難救助に命を懸ける米沿岸警備隊員たちの活躍を描いた海洋アドベンチャー

映画 守護神
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守護神は、2006年公開のアメリカ合衆国の映画。水難者を救助するレスキュー・スイマー(救難士)たちの生き様を描いた人間ドラマ。主演はケビン・コスナー、アシュトン・カッチャー。監督は「沈黙の戦艦」「コラテラル・ダメージ」などのアンドリュー・デイヴィス。

守護神 映画批評・評価・考察


守護神(原題:The Guardian)

脚本:36点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計88点

一歩間違えば自分も命を落としかねない危険な海難救助に尽力する沿岸警備隊員たち。ケビン・コスナーが物語の中心となる伝説のベテラン隊員を熱演し、一時期の低迷を吹き飛ばすような反響を飛ばしたレスキューアドベンチャー。沿岸警備隊員の訓練校が主な舞台という内容から、“米国版「海猿」”との評判を呼び、日本でもヒットを記録しました。コスナー演じる先輩と対立しながら、やがて強い絆を結ぶ訓練生役を「ゾルタン★星人」「バタフライ・エフェクト」のアシュトン・カッチャーが演じ、こちらも好演。監督は「沈黙の戦艦」のアンドリュー・デイヴィス。


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守護神 あらすじ(ネタバレ)

数百人もの命を救ってきた伝説のレスキュー・スイマー、ベン(ケビン・コスナー)。しかし目の前で大切な相棒を失い、心に深い傷を負ったベンは現場の第一線から退くことを決意し、レスキュー隊員のエリートを養成する「A級学校」へ教官として赴任することになった。過酷な訓練の中で実際にレスキュー・スイマーになれる者はごくわずかにすぎない。その生徒の中に元高校の水泳チャンピオンであったというジェイク(アシュトン・カッチャー)という若者がいた。図抜けた才能を持ちながらも仲間を信頼せず時に暴走してしまうジェイクの態度に何か腑に落ちないものを感じるベン。

そんなある日、ジェイクはささいなきっかけから喧嘩騒ぎを起こしてしまう。ベンの元に出頭するジェイク。ベンはジェイクの過去を調べていた。ジェイクは高校時代に自分の運転していた車で事故を起こし、大事な水泳チームの全員を失うという悲惨な過去を持っていたのだ。自らも仲間を失ったトラウマに苦しんでいたベンとジェイクの間に深い共感が生まれる。

やがて学校を卒業したジェイクは、ベンも勤務するアラスカのコディアック基地に配属された。今では同僚として水難救助に向かうベンとジェイク。しかし救助活動中にかつてのトラウマに襲われたベンは任務を遂行できず、ジェイクに助けられる有様だった。ついに引退を決意し、去っていくベン。

そんなある日、高波で浸水した漁船の救助に向かったジェイクが船室に閉じ込められてしまうという事態に陥った。そのニュースを知ったベンは基地にかけつけ、その足でジェイクの救助に向かった。ようやく船からの脱出に成功し、一本のケーブルに掴まってヘリコプターに引っ張り上げられていくベンとジェイク。しかしケーブルの強度は二人分の重量に耐えられなかった。ジェイクを救うため自ら海に落ちていき命を落とすベン。それ以来、ジェイクの中でベンは海の守護神として新たな伝説となったのだった。

守護神 スタッフ

監督:アンドリュー・デイヴィス
脚本:ロン・L・ブリンカーホフ
製作:ボー・フリン,トリップ・ヴィンソン
製作総指揮:チャーリー・ライオンズ,ピーター・マクレガー=スコット,アーミアン・バーンスタイン,ザンヌ・ディヴァイン
音楽:トレヴァー・ラビン
主題歌:ブライアン・アダムス「Never Let Go」
撮影:ティーヴン・セント・ジョン
編集:デニス・ヴァークラー,トム・ノードバーグ
製作会社:タッチストーン・ピクチャーズ,ビーコン・ピクチャーズ
配給:ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ,ブエナ ビスタ インターナショナル

守護神 キャスト

ベン・ランドール:ケビン・コスナー
ジェイク・フィッシャー:アシュトン・カッチャー
ジェイク・スキナー:ニール・マクドノー
エミリー・トーマス:メリッサ・サージミラー
ウィリアム・ハドレー:クランシー・ブラウン
ヘレン・ランドール:セーラ・ウォード
マギー・マクグレン:ボニー・ブラムレット
ビリー・ホッジ:ブライアン・ジェラティ
カール・ビリングス:オマリ・ハードウィック
フランク・ラーソン:ジョン・ハード(John Heard

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