フロム・ダスク・ティル・ドーン2は、1999年制作のアメリカ合衆国の映画。銀行強盗の一味と恐るべき吸血鬼の死闘は、新たな登場人物たちによってパワーアップ。鬼才スタッフが集結してカルトな人気を呼んだ異色ホラーアクションの凄絶なパート2。吸血鬼を題材としたホラー・アクション映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の続編。強盗一味が吸血鬼軍団と遭遇するユニークな展開を第1作から継承しつつ、アクションやホラーの見せ場の数をボリュームアップ。アメリカではオリジナルビデオとして制作され、日本では劇場公開された。
フロム・ダスク・ティル・ドーン2 映画批評・評価・考察
フロム・ダスク・ティル・ドーン2(原題:From Dusk Till Dawn 2: Texas Blood Money)
脚本:25点
演技・演出:12点
撮影・美術:10点
編集:6点
音響・音楽:6点
合計59点
ビデオ映画での制作ということもあり、予算の都合なのか、撮影スポットは限られていてモーテルや銀行がメインで登場人物が派手ではない小悪党なためB級のチープ感はありありと見える作品です。とはいえ、このシリーズが好きな人であれば、ロバート・パトリックはいい味を出しており、脇役も個性的で楽しめる内容だとは思います。前作のような深みが無く、採点は低めですが、このエロ・グロなB級テイスト感が大好きです。
※ブルース・キャンベルがちょい役で出ているのもファンには嬉しい。
フロム・ダスク・ティル・ドーン2 あらすじ
銀行強盗のバックは稼業から足を洗うつもりでいたが、脱走した強盗仲間のルーサーからメキシコでの銀行強盗を持ちかけられる。
しかし、ルーサーは途中で立ち寄った酒場「ティティ・ツイスター」でヴァンパイアの餌食になってしまい、バックの仲間を襲ってヴァンパイアとし、ヴァンパイア強盗団を結成する。
自分の仲間が皆ヴァンパイアになってしまったことを知ってしまったバックは脱出しようとするが、彼らを包囲した警官隊とルーサー率いるヴァンパイア強盗団の壮絶な戦いに巻き込まれてしまう。
フロム・ダスク・ティル・ドーン2 スタッフ
監督:スコット・スピーゲル
脚本:スコット・スピーゲル,デュエイン・ウィテカー
原案:スコット・スピーゲル,ボアズ・イェーキン
製作:マイケル・S・マーフィ,ジャンニ・ヌナリ,マイアー・テパー
製作総指揮:ローレンス・ベンダー,ロバート・ロドリゲス,クエンティン・タランティーノ
音楽:ジョセフ・スタンリー・ウィリアムズ
撮影:フィリップ・リー
編集:ボブ・ムラウスキー
フロム・ダスク・ティル・ドーン2 キャスト
バック:ロバート・パトリック
オーティス・ローソン保安官:ボー・ホプキンス
ルーサー・ヘッグス:デュエイン・ウィテカー
C・W・ナイルズ:ミューズ・ワトソン
ヘスス:レイモンド・クルス
レイ・ボブ:ブレット・ハレルソン
エドガー・マックグロウ:ジェームズ・パークス
レザー・エディ:ダニー・トレホ
パム:ティファニー=アンバー・ティーセン
バリー:ブルース・キャンベル
フロム・ダスク・ティル・ドーン2 予告編
フロム・ダスク・ティル・ドーン 映画シリーズ