スポンサーリンク

遠い空の向こうに|宇宙に想いを馳せた少年の夢、それはロケットを飛ばすこと

遠い空の向こうに
この記事は約4分で読めます。

遠い空の向こうには、1999年公開のアメリカ合衆国の映画。ロケットに夢を賭ける高校生の姿を描いた青春ドラマ。ホーマー・H・ヒッカム・Jr.の自伝小説『ロケット・ボーイズ』の映画化。監督は「ロケッティア」「ジュマンジ」のジョー・ジョンストン。脚本は「不法侵入」のルイス・コリック。製作は「ダイ・ハード3」のチャールズ・ゴードンと「マーズ・アタック!」のラリー・フランコ。

遠い空の向こうに 映画批評・評価・考察


遠い空の向こうに(原題:October Sky)

脚本:36点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計84点

NASAのエンジニアの自伝的小説を「ジュマンジ」のジョー・ジョンストン監督が映画化した感動の青春ドラマ。スプートニクに刺激され、独学でロケットを作ろうとする落ちこぼれ少年たちの奮戦を爽やかに描写。閉塞した田舎町から飛び出したいと願う少年たちの友情、主人公と父親の対立、1960年代直前の時代のうねりなど、重層的なドラマが展開します。主人公の父親の炭坑作業員を演じるクリス・クーパーも名演で、感動を呼びます。

クライマックス、さまざまな想いを乗せて飛んでいくロケットに涙が止まらなくなります。

今作品はAmazonプライムで見ました。
amazonプライム・ビデオ

遠い空の向こうに あらすじ(ネタバレ)

1957年10月5日。ウェスト・ヴァージニア州の炭鉱町コールウッド。米国民にショックを与えたこの夜、ソ連の人工衛星スプートニクを見た高校生ホーマー(ジェイク・ジレンホール)は自分でロケットを打ち上げようという夢を抱く。

彼は悪友のロイ・リー(ウィリアム・スコット・リー)とオデル(チャド・リンドバーグ)、そして級友で数学の奇才だが嫌われ者のクエンティン(クリス・オーウェン)を仲間に引き入れて《ロケット・ボーイズ》を結成。だが、ロケットは何度改良を加えても失敗が続く。昔ながらの炭鉱夫で周囲の信頼も厚い炭鉱の責任者である父のジョン(クリス・クーパー)はホーマーの行動が理解できず、父子は激しく対立する。そんな彼らの味方は高校の物理教師のミス・ライリー(ローラ・ダーン)だけだった。

彼女は彼らをロケット打ち上げに成功し、全米科学コンテストに出品して優勝すれば、ヴァージニア州立大学への奨学金が出ると励ました。最初は馬鹿にしていた町の人々もやがてロケットに興味を持つようになり、彼らに協力する人も出てきた。だが不運にも、落下したロケットが山火事を引き起こしたという疑いで警察が彼らを逮捕。その直後、ジョンが炭鉱で重傷を負う。家計を助けるために高校を辞めて炭鉱で働き始めたホーマーは、その生活のなかで父の生きざまを理解して懸命に働くようになり、すぐに炭鉱夫の一員として認められた。

そんな折り、ホーマーはミス・ライリーが不治の病に倒れたと聞き、彼女を見舞いに訪れ、再びロケットへの夢が再燃する。彼は独力でロケットの落下地点を計算し、山火事の原因がロケットでないことを証明した。こうして《ロケット・ボーイズ》は復活し、ついにロケット打ち上げにも成功して夢をかなえるのだった。

遠い空の向こうに スタッフ

監督:ジョー・ジョンストン
脚本:ルイス・コリック
原作:ホーマー・ヒッカム『October Sky』
製作:チャールズ・ゴードン,ラリー・J・フランコ
製作総指揮:ピーター・クレイマー,マーク・スターンバーグ
音楽:マーク・アイシャム
撮影:フレッド・マーフィ
編集:ロバート・ダルヴァ
製作会社:チャールズ・ゴードン・プロ
配給:UIP,ユニバーサル映画

遠い空の向こうに キャスト

ホーマー・ヒッカム:ジェイク・ジレンホール
ジョン・ヒッカム:クリス・クーパー
クエンティン・ウィルソン:クリス・オーウェン
ライリー先生:ローラ・ダーン
ロイ・リー・クック:ウィリアム・リー・スコット
シャーマン・オーデル:チャド・リンドバーグ
エルシー・ヒッカム:ナタリー・キャナーデイ
ビコフスキー:エリヤ・バスキン
ターナー校長:クリス・エリス
ジム・ヒッカム:スコット・トーマス
レオン・ボールデン:ランディー・ストリップリング
ドロシー・プラット:コートニー・フェンドリー
ジェイク:デビッド・ドワイヤー
バレンティナ:カイリー・ホリスター
アンダーソン:ブラディー・コールマン
バーニー:ジョナサン・フォー・ブッシュ
フレッド・スミス:ラリー・ブラック
モリス:ドン・G・キャンベル

遠い空の向こうに 予告編・無料動画


amazonプライム・ビデオ