ファイヤーウォールは、2006年公開のアメリカ合衆国の映画。現代のコンピューター社会を揺るがす激震のサスペンス・アクション!銀行に勤めるセキュリティエンジニアが、強盗に家族を人質に取られて、自ら構築したセキュリティを破るよう命令されるクライム・サスペンス、アクション映画。
ファイヤーウォール 映画批評・評価・考察
ファイヤーウォール(原題:Firewall)
脚本:29点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計78点
武装グループによって家族を人質に取られ、大金を盗む手伝いをするよう迫られるコンピュータセキュリティー専門家を描いた作品です。
ジャック・ライアンシリーズで、“家族を命懸けで守る父親”役を得意としてきたハリソン・フォードが、久しぶりにその持ち味を発揮した痛快作。“ファイヤーウォール”(防火壁)とは不正侵入に対してコンピュータを守るシステムのことですが、家族にとってのファイヤーウォールになるべく奮闘する父親役を、フォードが人間味たっぷりに好演し、スリリングなストーリーになっています。
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ファイヤーウォール あらすじ(ネタバレ)
シアトルのランドロック・パシフィック銀行の最高幹部であるジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)は、コンピュータ・セキュリティのスペシャリスト。彼が設計した銀行の資産を守る盗難防止システム”ファイヤーウォール“は、業界で屈指の防衛力を誇っている。
だがビル・コックス(ポール・ベタニー)率いる強盗グループは、ジャックの個人情報を徹底的に調べ上げ、ジャックの自宅に侵入。彼の妻ベス(ヴァージニア・マドセン)と子供たちを監禁し、ジャックに”ファイヤーウォール“を破って、ビルの海外口座に送金するよう脅迫した。為す術のないジャックは脅されるまま、ビルの口座に大金を振り込んでしまう。
だがそのあとで捨て身で反撃に出て、秘書のジャネット(メアリー・リン・ライスカブ)の協力を得ながら、ビルの銀行口座に忍び込む。コンピュータ操作でビルの残高を減らしながら、家族を返すようにビルと取り引きする。
そしてジャックは犯人たちのアジトに乗り込んで、大乱闘の末、ビルを殺害。無事、家族との再会を果たすのだった。
ファイヤーウォール スタッフ
監督:リチャード・ロンクレイン
脚本:ジョー・フォート
製作:アーミアン・バーンスタイン,ベイジル・イヴァニク,ジョナサン・シェスタック
製作総指揮:ブルース・バーマン,グレアム・バーク,ジェフ・クリフォード,デイナ・ゴールドバーグ,チャーリー・ライオンズ,ブレント・オコナー
音楽:アレクサンドル・デプラ
撮影:マルコ・ポンテコルヴォ
編集:ジム・ペイジ
配給:ワーナー・ブラザース
ファイヤーウォール キャスト
ジャック・スタンフィールド:ハリソン・フォード
ビル・コックス:ポール・ベタニー
ベス・スタンフィールド:ヴァージニア・マドセン
ジャネット・ストーン:メアリー・リン・ライスカブ
ゲイリー・ミッチェル:ロバート・パトリック
ハリー・ロマーノ:ロバート・フォスター
アーリン・フォレスター:アラン・アーキン
サラ・スタンフィールド:カーリー・シュローダー
アンディ・スタンフィールド:ジミー・ベネット
ボビー:マシュー・カリー・ホームズ
ヴェル:ケット・タートン
リアム:ニコライ・コスター=ワルドー
ピム:ヴィンス・ヴィーラフ
ウィリー:ヴィンセント・ゲイル
アラン・ヒューズ:エリック・キーンリーサイド