運命の女は、2002年公開のアメリカ合衆国の映画。年下男性との情事に溺れていく妻と、それを知った夫の葛藤を描くラヴ・サスペンス。1968年のフランス映画『不貞の女』をリメイクした作品でもある。ダイアン・レインがアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
運命の女 映画批評・評価・考察
運命の女(原題:Unfaithful)
脚本:30点
演技・演出:18点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計79点
ダイアン・レインの美しさと可愛さ、魅力的です。彼女のファン必見の作品ですし、老いた彼女しか知らない方には新鮮で鮮烈な印象を与えてくれるでしょう。
『危険な情事』『ナインハーフ』のエイドリアン・ライン監督×ダイアン・レイン×リチャード・ギアが放つ超一級のエロティック・サスペンス! 素敵な夫とかわいい子供──傍目には全く幸せで安定した生活を送っていた平凡な主婦が、ふとした出会いがもとで若く魅力的な男性との情事におぼれていく……。エイドリアン・ラインの熟練した演出に加え、熟女の魅力あふれるダイアン・レインの傑出した演技力が、観る者の心に深い余韻を残す。じっくりと何度も観たい完成度の高い作品。
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運命の女 あらすじ(ネタバレ)
ニューヨークに強風が吹き荒れた日、郊外に住む専業主婦のコニー(ダイアン・レイン)は、フランス人のブック・ディーラー、ポール(オリヴィエ・マルティネス)と出会う。彼の誘惑に抗し、自制心を働かせていたコニーだったが、3度目に彼のアパートを訪れた日、ついに肉体関係を持ってしまう。
それ以来、口実を作り出しては情事を重ねるコニー。夫のエドワード(リチャード・ギア)は妻の浮気の疑惑を持ち、それは確信に変わった。彼はコニーの素行調査を探偵のウィルソン(ドミニク・チアニーズ)に依頼。
そして単身、ポールのアパートへ向かう。エドワードは怒りと悲しみのあまり、ポールを衝動的に殺してしまう。死体はゴミ捨て場に隠蔽したものの、やがて発見され、コニーも真実を知る。
夫婦は危険な秘密を抱えながら、車の中で、メキシコに逃げて海辺の家で暮らしましょうと話し合うのだった。
運命の女 スタッフ
監督:エイドリアン・ライン
脚本:アルヴィン・サージェント,ウィリアム・ブロイルズ・Jr
製作:エイドリアン・ライン,G・マック・ブラウン
製作総指揮:ローレンス・スティーヴン・メイヤース,アーノン・ミルチャン,ピエール・リシャール・ミラー
音楽:ヤン・A・P・カチュマレク
撮影:ピーター・ビジウ
編集:アン・V・コーツ
製作会社:リージェンシー・エンタープライズ
配給:20世紀フォックス
運命の女 キャスト
コニー・サムナー:ダイアン・レイン
エドワード・サムナー:リチャード・ギア
ポール・マーテル:オリヴィエ・マルティネス
チャーリー・サムナー:エリック・パー・サリヴァン
ビル・ストーン:チャド・ロウ
トレーシー:ケイト・バートン
フランク・ウィルソン:ドミニク・キアネーゼ
サリー:マーガレット・コリン
ディーン刑事:ジェリコ・イヴァネク
リンゼイ:ミシェル・モナハン
ジョシュ:マイケル・エマーソン
ベス:リサ・エメリー