モンスターズ/地球外生命体は、2010年公開のイギリス映画。地球外生命体が増殖した地域からの脱出を描く。第31回ロンドン批評家協会賞ブレイクスルー英国フィルムメイカー賞、エジンバラ国際映画祭2010新人監督賞受賞。製作費1万5,000ドル（約200万円前後）という低予算もさることながら、タランティーノ、ジャクソンといったハリウッドを代表する映画監督がファンであることを公言しているクオリティーの高さが話題になっている作品だ。
モンスターズ/地球外生命体 映画批評・評価・考察
モンスターズ/地球外生命体（原題：Monsters）
脚本：29点
演技・演出：15点
撮影・美術：13点
編集：7点
音響・音楽：6点
合計70点
ん～実はSFロマンス映画なんですね
低予算作品ながらセンスあふれるストーリーと映像で、無名だったエドワーズ監督の名を一躍とどろかせた快作SFパニック映画になります。本作をきっかけに、エドワーズ監督は「GODZILLA ゴジラ (2014)」、「ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー」と次々超大作に抜擢されることになったという、まさに出世作の1本になります。宇宙探査機の大破が原因で、メキシコの大半が巨大な地球外生命体のはびこる危険地帯となった世界を舞台に、やむなくそこを通過せざるを得なくなった米国人男女の旅をドキュメンタリータッチで描いています。
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モンスターズ/地球外生命体 あらすじ（ネタバレ）
NASA の宇宙探査機 (太陽系における地球外生命体の存在を確認するために送られた) がメキシコに不時着した後、地球外生命体はメキシコと米国の国境地域全体に広がり、メキシコの北半分の検疫につながりました。米国とメキシコの軍隊はモンスターを封じ込めるために戦い、国境に沿って伸びる巨大な壁が米国を保護しているとされています。
アメリカのフォトジャーナリスト、アンドリュー・コールダーは雇用主から電話を受け、アンドリューに娘のサマンサ・ウィンデンを見つけて、彼女を米国に連れ戻すように言いました。アンドリューはメキシコの病院でサマンサを見つけ、ペアは電車に乗り込み、前方の線路が損傷していることを知りました。彼らは、数日以内に国を離れないと、海と空の旅行が6か月間ブロックされることを発見しました。アンドリューとサマンサは海岸までヒッチハイクすることにしました。アンドリューはサマンサに翌朝の高価なフェリーチケットを購入します。一緒に地元のナイトライフを楽しんだ後、アンドリューはパスポートを盗む地元の女性と寝ます。フェリーに乗れなかったサマンサは、検疫区域を通過するために婚約指輪を 交換することを余儀なくされました。
彼らは、陸路でメキシコと米国の国境に向かう武装した護衛のグループに移されるまで、川船で移動します。車列はモンスターに襲われます。アンドリューとサマンサは逃げるが、警備員は誰も生き残れない。進むと、彼らは死んだ旅行者の遺体を発見し、米国の国境の壁が見える古代のピラミッドの頂上で絆を深めます。彼らが国境に到達するまでに、モンスターは米国に渡っています. アンドリューとサマンサは、被害が甚大で避難民となったテキサスの町を旅し、電力の供給されている放棄されたガソリン スタンドを見つけ、軍隊に助けを求めます。
助けが来るのを待っている間、彼らは家族に電話をかけます。孤独なモンスターが静かに駅に近づきます。隠れているサマンサは、テレビの光を吸収しているように見えるいくつかの触手が店内を探索しているのを観察します。サマンサはすぐにテレビのプラグを抜くと、モンスターは興味を失います。別のクリーチャーが現れ、それらは互いに通信し、おそらく光インパルスを介して交尾します。軍隊が到着すると、クリーチャーは去ります。サマンサとアンドリューは、別の車に押し込まれる前にキスをします。
時系列のエンディングは、軍の救助隊がモンスターに襲われたときに、緑色の暗視スコープで撮影された映画の冒頭で行われる。
モンスターズ/地球外生命体 スタッフ
監督：ギャレス・エドワーズ
脚本：ギャレス・エドワーズ
製作：アラン・ニブロ,ジェームズ・リチャードソン
製作総指揮：ナイジェル・ウィリアムズ,ニック・ラヴ,ルパート・プレストン
音楽：ジョン・ホプキンス
撮影：ギャレス・エドワーズ
編集：コリン・グーディー
配給：ヴァーティゴ・フィルムズ,クロックワークス
モンスターズ/地球外生命体 キャスト
アンドリュー・コールダー：スクート・マクネイリー
サマンサ・ワインデン：ホイットニー・エイブル
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