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L.A. ギャング ストーリー|ロサンゼルスを牛耳るギャングのボスと、L.A.市警のはぐれ者たちによる極秘チームの闘いを描くクライム・アクション。

L.A. ギャング ストーリー
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L.A. ギャング ストーリーは、2013年公開のアメリカ合衆国の映画。1940年代から1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、ロス市警とギャングの戦いを描く。ロサンゼルスを牛耳るギャングのボスと、L.A.市警のはぐれ者たちによる極秘チームの闘いを描くクライム・アクション。

L.A. ギャング ストーリー 映画批評・評価・考察


L.A. ギャング ストーリー(原題: Gangster Squad)

脚本:28点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計74点

アメリカ映画にして昭和くさいギャング映画といいましょうか、70年代や80年代初期の演出のようでした。ストーリーはシンプルで硬派なスタイルなのでおじさんは楽しめました。最近の映画しか見ていない若い世代が受け入れるかどうかはちょっと分からない感じです。なんというか忠実に古臭く撮ってる感じさえするので。。。


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L.A. ギャング ストーリー あらすじ(ネタバレ)

1940年代末のアメリカ、ロサンゼルス。街はミッキー・コーエン率いる巨大ギャングによって支配され、あらゆる犯罪が横行し、頼みの警察もある者はコーエンの配下の汚職警官、ある者はコーエンを恐れて取り締まりをしない、といった状況であった。そんな状況でもコーエンを恐れず正義を執行するジョン・オマラ巡査部長に、市警本部長のビル・パーカーは目をつける。

パーカーはコーエンを打倒するために、正式な取り締まりでなく非合法的な攻撃によってコーエンの組織を衰退させる計画をジョンに打ち明ける。元軍人で特殊作戦にも従事したことのあるジョンは、警察の支援はおろか同僚にすら身分が明かせない危険な作戦を了承し、早速チームの編成を行う。

ジョンの子供を身籠もっている妻のコニーは当初は反対するも、結局は彼の熱意を理解してチーム編成を手伝うことにする。ジョンはコニーの助言から、投げナイフの使い手であり麻薬の取り締まりに力を入れていたコールマン・ハリス、数々の武勲を立てていた凄腕の老ガンマン、マックス・ケナード、元軍諜報部員で盗聴工作のプロであるコンウェル・キーラーの3警官を仲間に引き入れる。

一方、ジョンの同僚であるジェリー・ウーターズ巡査部長は、コーエンの配下ではないが面倒事には手は出さない主義であり、手配犯であるが情報屋で友人のジャック・ウェイレンとつるむ日々を送っていた。彼はコーエンの世話係であるグレイス・ファラデーに魅せられ、交際するようになるが、もしこの件がコーエンに露見すると非常に危険なことになることを二人は理解していた。

ジョンが声をかけた3人は作戦を了承し、まずコーエンのカジノを襲撃する作戦を実行しようと集まった際、こっそりチームについてきたケナードの部下であり、自動車運転に長けるナビダ・ラミレスに計画を聞かれ、渋々彼を加えた5名で襲撃を行う。だが、コーエン配下の警官が多数護衛を務めているカジノであったことを知らず、逆に追い返されたうえにジョンとコールマンが逮捕され、早くもチームは窮地に陥る。

そんな時、コーエンは日ごろから対立していたギャングのジャック・ドラグナを路上で襲撃するように配下の殺し屋であるレヴォックらに指示。ドラグナは激しい銃撃に晒されながらも辛くも生き延びるが近くにいたジェリーも銃撃に巻き込まれ、傍にいたジェリーと親しい靴磨きの少年ピートが銃弾を受けて死亡してしまう。激怒したジェリーは襲撃犯を射殺。その足でダンスホールにいるコーエンを殺害しようとするがその場にいたウェイレンに止められ、コーエンのカジノが襲撃された件を聞く。そこで逮捕された2名がジョンらであることを察したジェリーは、コーエンの配下を偽って2人が囚われた警察署を襲撃。マックス、コンウェル、ナビタらの手伝いもあり脱獄は成功し、これを機にジェリーもジョンのチームに加わる。

コンウェルの計画によってコーエンの自宅に盗聴器の設置を成功させたチームは情報収集を行い、麻薬ルートの襲撃を成功させるなど戦果を上げるが、チームの行為をドラグナの報復行為であると考えたコーエンは右腕の用心棒であるカール・ロックウッドにドラグナの抹殺を指示。ロックウッドはドラグナだけでなく、その妻や使用人らを皆殺しにする。只でさえギャング同然の行為である上、自分たちの行動で関係ない人間にまで死者が出たことにチーム内でジョンを除く唯一の妻子持ちであるコンウェルは嫌悪感を訴え、コーエンの元に恋人のグレイスがいるジェリーも危機感を隠せないでいた。

そんな中、コンウェルの盗聴によってコーエンの大きな稼ぎの元である隠れ電信会社の存在を突き止めたチームは会社の壊滅に成功するが、その場にあった金を一切盗まなかったことからコーエンに襲撃者がギャングでなく警官であることを察知され、そこから盗聴器の存在やチームの身元が割れてしまう。それを知らないジョンたちはコーエンの罠である偽の取引におびき出される。

別行動を取っていたジェリーはグレイスがコーエンの手下に襲撃されたのを間一髪守り、自分たちの状況を理解するとグレイスをウェイレンに預け、ジョンたちの加勢に向かう。ジョンらはレヴォックらコーエンの手下らの襲撃を受けるが、ジェリーの活躍で窮地を脱する。が、チームに同行せず、アジトにて盗聴による情報収集を行っていたコンウェルがロックウッドの襲撃によって命を落としてしまう。

さらにジョンの妻コニーも襲撃を受け、ウェイレンの元に身を寄せていたグレイスの元にはコーエンが直々に出向き、グレイスをかばったウェイレンはコーエンに殺害される。コニーは辛うじて無事であり、子供も無事に出産できたが、コーエンに正体がバレてしまった以上、ロスからの逃亡を余儀なくされる。

チームの行為が明るみに出て、このままでは彼らの懲戒免職は避けられず、パーカーの引責辞任も時間の問題となった。ジョンは最後の賭けとしてコーエンがウェイレンを殺害したのを目撃したグレイスの証言をもとに、コーエンを殺人容疑で逮捕しようとする。死亡したコンウェルの盗聴によって入手していた情報でコーエンに抱きこまれていた判事を脅迫し、逮捕状を入手したジョンはチームの4名と共にコーエンが宿泊しているホテルを急襲する。重武装した部下と共に籠っていたコーエンとジョンたちの最後の戦いが幕を開ける。

激しい銃撃戦の末、マックスが殉職するが、ジョンはコーエンとの一騎討ちを制し、コーエンを逮捕する。グレイスの証言でコーエンは有罪となり、一味は崩壊する。平和の訪れたロサンゼルスではジェリーとグレイスが結ばれ、ジョンはバッジを捨て妻子と穏やかな暮らしを始めていた。

L.A. ギャング ストーリー スタッフ

監督:ルーベン・フライシャー
脚本:ウィル・ビール
原作:ポール・リーバーマン
製作:ダン・リン,ケヴィン・マコーミック,マイケル・タドロス
製作総指揮:ブルース・バーマン,ルーベン・フライシャー
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
撮影:ディオン・ビーブ
編集:ジェームズ・ハーバート,アラン・ボームガーテン
製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ,リン・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース

L.A. ギャング ストーリー キャスト

ジョン・オマラ巡査部長:ジョシュ・ブローリン
ジェリー・ウーターズ巡査部長:ライアン・ゴズリング
ミッキー・コーエン:ショーン・ペン
グレイス・ファラデー:エマ・ストーン
ビル・パーカー市警本部長:ニック・ノルティ
コールマン・ハリス巡査:アンソニー・マッキー
コンウェル・キーラー巡査:ジョヴァンニ・リビシ
ナビダ・ラミレス巡査:マイケル・ペーニャ
マックス・ケナード巡査:ロバート・パトリック
コニー・オマラ:ミレイユ・イーノス
ジャック・ウェイレン:サリバン・ステイプルトン
カール・ロックウッド:ホルト・マッキャラニー
ダリル・ゲイツ:ジョシュ・ペンス
ピート:オースティン・エイブラムス
ジャック・ドラグナ:ジョン・ポリト
ミッチ・ラシーン:ジェームズ・ヘバート
カーター判事:ジョン・アイルウォード
レヴォック:トロイ・ギャリティ
ジョニー・ストンパナート:ジェームズ・カルピネロ
ルッソ:フランク・グリロ(ノンクレジット)

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