グレムリン2 新・種・誕・生は、1990年公開のアメリカ合衆国の映画。1984年の映画『グレムリン』の続編。不思議な動物モグワイから派生する凶暴なグレムリンが巻き起こす騒動を描くホラー・コメディのシリーズ第2弾。前作がヒットすると、ワーナーはすぐに続編の企画を始めたが、監督のジョー・ダンテは「前作で充分だ」と断った。よってダンテ抜きで企画が進められ、グレムリンがラスベガスや火星に行く脚本が練られたが、その企画は頓挫し、ワーナーは「前作の5倍の予算を出すから、上映時間2時間以内なら何でもいい」という条件を出し、ダンテは監督を引き受けた。
グレムリン2 新・種・誕・生 映画批評・評価・考察
グレムリン2 新・種・誕・生(原題:Gremlins 2: The New Batch)
脚本:28点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計75点
前作との大きな違いは、脚本がクリス・コロンバスじゃなくなったので、かなり大味な作品になってます。予算もアップし演出や特撮にお金がかかっていますので見応えもあるのですが、ストーリーの面白さよりもそっちに重点が行ってしまったように思います。ストーリーは単純ですし、娯楽要素も満載ですので楽しめる映画ではあるのですが、一作目のように作品にグイグイ引き込まれていくような感覚はありませんでした。
今作品はAmazonプライムで見ました。
グレムリン2 新・種・誕・生 あらすじ(ネタバレ)
故郷の街からニューヨークにやって来たビリー(ザック・ギャリガン)とケイト(フィビー・ケイツ)は、ダニエル・クランプ(ジョン・グローヴァー)の支配する高層ビル、クランプ・センターで働いていた。チャイナタウンの再開発を計画するクランプは、破壊工事を始め、そこで研究所員がギズモを発見し、センターに連れてゆく。ビリーは、研究材料にされかかっているギズモを助けるが、ふと目を離した隙に水を浴びてしまい、ギズモからグレムリンが生まれてしまう。大量発生したグレムリンたちは、植物の品種改良の研究をしているキャサター博士(クリストファー・リー)の研究室に潜り込み、ただでさえ乱暴なグレムリンが、バイオテクノロジーのパワーでより凶暴になってゆく。ビリーとケイトは、慌ててその事態に対応しようとするが、とても彼らに敵うわけがなく、最先端のコンピューターが管理する巨大ハイテクビルはグレムリンたちに占領され、その機能はすっかりマヒしてしまう。そんな最悪の事態を救ったのは好奇心溢れるギズモの勇気で、大混乱の末にビリーとケイトは、グレムリンたちを退治するのに成功するのだった。
グレムリン2 新・種・誕・生 スタッフ
監督:ジョー・ダンテ
脚本:チャーリー・ハース
製作:マイケル・フィネル
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ,フランク・マーシャル,キャスリーン・ケネディ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
撮影:ジョン・ホラ
編集:ケント・ベイダ
製作会社:アンブリン・エンターテインメント
配給:ワーナー・ブラザース
グレムリン2 新・種・誕・生 キャスト
ビリー・ペルツァー:ザック・ギャリガン
ケイト・ベリンジャー:フィービー・ケイツ
ダニエル・クランプ:ジョン・グローヴァー
グランパ・フレッド:ロバート・プロスキー
フォースター:ロバート・ピカード
カテーテル博士:クリストファー・リー
マーラ・ブラッドストーン:ハヴィランド・モリス
マレー・ファッターマン:ディック・ミラー
シェイラ・ファッターマン:ジャッキー・ジョセフ
カツジ:ゲディ・ワタナベ
ミスター・ウィン:ケイ・ルーク
マイクロウェーブ・マージ:キャスリーン・フリーマン
マーティン:ドン・スタントン
ルイス:ダン・スタントン
ウォリー:ショーン・ネルソン
クビにされる従業員:ヘンリー・ギブソン
清掃員:ジョン・アスティン
警備員:リック・ダコマン
郵便配達人:レイモンド・クルス
ペギー:ジュリア・スウィーニー
ヨーグルト店の客:パトリカ・ダーボ
ヨーグルト店の客:ジェリー・ゴールドスミス
消防員:イザイア・ウィットロック・Jr
S.W.A.T リーダー:ディーン・ノリス
ギズモ(モグワイ)(声):ホーウィー・マンデル
ブレイン(声):トニー・ランドール
モホーク(声):フランク・ウェルカー
レニー(声) :マーク・ドッドソン
グレムリン(声):フランク・ウェルカー,カーク・サッチャー,マーク・ドッドソン,ジョー・ダンテ,ザック・ギャリガン,マイケル・シーハン
アナウンス(声):ニール・ロス
劇場支配人:ポール・バーテル
ジョン・ランボー:シルヴェスター・スタローン
ハルク・ホーガン