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リプレイスメント・キラー|非情な組織に背いた殺し屋の死闘をスタイリッシュなタッチで描いたアクション!

リプレイスメント・キラー
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リプレイスメント・キラーは、1998年公開のアメリカ合衆国の映画。非情な組織に背いた殺し屋の死闘をスタイリッシュなタッチで描いたアクション。「男たちの挽歌」シリーズなど香港ノワールはじめ、亜州影帝と呼ばれた香港のトップスター、チョウ・ユンファのハリウッド主演第1作。94年の「大陸英雄伝」以来4年をへて、満を持しての銀幕復帰となる。

リプレイスメント・キラー 映画批評・評価・考察


リプレイスメント・キラー(原題: The Replacement Killers)

脚本:29点
演技・演出:16点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計80点

チョウ・ユンファのハリウッド・デビュー作にして最高の主演映画。プロデューサーのジョン・ウーのアクションや撮影方法が多く取り入れられた作品になります。今でこそあたりまえのように感じてしまう撮影テクニックですが、当時は斬新なものでした。そして、この映画があってこその2000年公開の『ミッション:インポッシブル2じゃないかと思えます。

アントワーン・フークア監督は、今作品がデビュー作ですが、その高い才能を感じさせる出来栄えです。後に多くの名作・大ヒット作を世に送り出してくています。


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リプレイスメント・キラー あらすじ(ネタバレ)

深夜の港の倉庫で行われる麻薬取引現場を押さえるため、現場に張り込んでいた麻薬課刑事スタン・ジーコフ(マイケル・ルーカー)は取引成立の瞬間と同時に現場に踏み込み、チャイニーズ・マフィアを銃撃戦の末追いつめるも、なおも警告を無視して抵抗を試みるピーターという若い男を已むを得ず射殺した。ジーコフに射殺されたピーターの父親は、黒社会で強大な力をもつチャイニーズ・マフィアの首領ミスター・ウェイ(ケネス・ツァン)であった。

ウェイは葬儀を訪れたジーコフに報復を宣言し立ち去った。ウェイはジーコフへの報復を図るべく、己の支配下にある凄腕のスナイパー、ジョン・リー(チョウ・ユンファ)を呼び寄せ、自分と同じ苦しみを味わわせる目的からジーコフの7歳になる幼い息子スティービーをジーコフの目の前で暗殺せよと命じた。中国にいる母と妹を人質にとられているジョンはこの命令に逆らうことができず、ジーコフの自宅が見渡せる高台の林の中でライフルを構え、その引き金に手を掛け、ジーコフの息子スティービーに照準を合わせた。しかし「心」を持った殺し屋は、引き金を引くことができなかった。

「組織に刃向かった殺し屋には、自らの身に報復の手が回る」ことを知っていたジョンは、黒社会に精通するアランを訪ね、中国の母と妹を安全な場所に逃がしてもらえるように頼んだ。次にジョンは自らの国外逃亡のための偽造パスポートを作るため、銃器ブローカーのエディからウェイの息のかかっていない書類偽造屋であるメグ・コバーン(ミラ・ソルヴィノ)を紹介され、メグの事務所を訪れるが、そこに待ち受けていたのは、ウェイの側近マイケル・コーガン(ユルゲン・プロホノフ)が差し向けた殺し屋軍団の銃弾の嵐であった。

手段を選ばぬ新手のふたり組の殺し屋リカー(チル・シュエイガー)とコリンズ(ダニー・トレホ)を繰り出し、ジョンの大切な友人の僧侶までをも惨殺してふたりの抹殺を図る。同時に組織はジーコフの息子を再度殺そうと図っていた。敵とあれば当事者だけでなく家族の命をも冷然と奪う組織と完全に訣別すべく、ジョンはジーコフと息子を救出に向かう。かくして、ジョンは組織の本拠地に乗り込み、死闘の末ウェイを倒すのだった。

リプレイスメント・キラー スタッフ

監督:アントワーン・フークア
脚本:ケン・サンゼル
製作:ブラッド・グレイ,バーリン・ブリスタイン
製作総指揮:ジョン・ウー,テレンス・チャン,クリストファー・ゴドシック,マシュー・ベアー
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影:ピーター・ライオンズ・コリスター
編集:ジェイ・キャシディ
配給:コロンビア ピクチャーズ,COLTRI

リプレイスメント・キラー キャスト

ジョン・リー:チョウ・ユンファ
メグ・コバーン:ミラ・ソルヴィノ
スタン・ジーコフ:マイケル・ルーカー
ハント:カルロス・ゴメス
テレンス・ウェイ:ケネス・ツァン
マイケル・コーガン:ユルゲン・プロホノフ
リカー:ティル・シュヴァイガー
コリンズ:ダニー・トレホ
アラン・チャン:ランダル・ダク・キム
ロコ:クリフトン・コリンズ・Jr
ウェイの護衛:アル・レオン

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