アメリカン・アサシンは、2017年公開のアメリカ合衆国の映画。無差別テロ事件で最愛の恋人を殺された青年がやがてCIAの精鋭スパイとなり、世界的危機の最前線で活躍するに至るさまを、スリル満点に綴ったサスペンスアクション大作。トム・クランシー原作の“ジャック・ライアン”シリーズやロバート・ラドラム原作の“ジェイソン・ボーン”シリーズと同様、今は亡きアメリカの人気作家V・フリンのベストセラーをもとに、若きCIAエージェント、ミッチ・ラップの成長と活躍をスリリングに描いた待望の映画化第1弾。
アメリカン・アサシン 映画批評・評価・考察
アメリカン・アサシン(原題:American Assassin)
脚本:27点
演技・演出:15点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計72点
オープニングの衝撃度や緊張感が、その後に感じられのないのが勿体ない。アクションも及第点以上だし編集は今いちながらストーリー構成は悪くない。主人公の成長していく姿は見ごたえがありました。ただ、主人公の元々の個性(性格)が分からず、肉体的な変化は表現できても、精神的な変化が分からないので、そこは勿体ない。復讐にかられここまで人は変化するのか?みたいなものが感じられないと、名作と言われる映画とは肩を並べないと思います。
マイケル・キートンとキーファー・サザーランドがこの手の役をすると似てるなぁ~とつくづく思う。ぱっと見だと区別がつかないかも?顔立ちと髪型が体系も似てるように思います。
今作品はU-NEXT で見ました。
アメリカン・アサシン あらすじ
23歳のミッチ・ラップは婚約者をテロで亡くし、テロ組織に報復する為組織に独自潜入しようとしていた。ラップの存在を知ったCIAの副長官アイリーン・ケネディは、彼を特別行動センターにリクルートする。冷戦期に活躍したベテラン、スタン・ハーリーの指導の下準軍事要員としての訓練を受け、ラップとハーリーは無差別連続テロ事件の捜査に当たる事になる。2人は無差別に行われていると思われていたテロに実は何かの意図があるのではないかと疑い始め、ついにゴーストと呼ばれる傭兵の存在を突き止めた。ゴーストはハーリーの元部下で、核爆弾を強奪してそれで第6艦隊を皆殺しにしようとしていた。核爆弾の爆発は未然に防がれるが、黒幕のイランの次期大統領候補は残った。演説を終え、黒幕はボディガードと共にエレベーターに乗る。エレベーターの中には尾行してきたラップがいた。
アメリカン・アサシン スタッフ
監督:マイケル・クエスタ
脚本:スティーブン・シフ,マイケル・フィンチ,エドワード・ズウィック,マーシャル・ハースコビッツ
原作:ヴィンス・フリン『American Assassin』
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ,ニック・ウェクスラー
製作総指揮:ダニエル・M・スティルマン
音楽:スティーヴン・プライス
撮影:エンリケ・シャディアック
編集:コンラッド・バフ
製作会社:CBSフィルムズ,ディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ
配給:ライオンズゲート,キノフィルムズ
アメリカン・アサシン キャスト
ミッチ・ラップ:ディラン・オブライエン
無差別テロで恋人・カトリーナを殺害された青年。
スタン・ハーリー:マイケル・キートン
元ネイビーシールズの教官。
アイリーン・ケネディ:サナ・レイサン
CIAのテロ探索担当。
アニカ:シーヴァ・ネガー
現地の工作員。
ゴースト:テイラー・キッチュ
スタンスフィールド長官:デヴィッド・スーシェ
ベフルーズ大臣:ナヴィド・ネガーバン
カトリーナ:シャルロット・ヴェガ
ヴィクター:スコット・アドキンス
ハーリーの教え子。