道化死てるぜ!は、2012年公開のアイルランド映画。アイルランド発、死から蘇ったピエロの残忍な復讐劇を描く戦慄のゴアスラッシャー作品。世界最古&最大のファンタスティック映画の祭典、シッチェス映画祭公認イベントである『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2013』にて全国劇場公開された話題作!
道化死てるぜ! 映画批評・評価・考察
道化死てるぜ!(原題:Stitches)
脚本:33点
演技・演出:12点
撮影・美術:14点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計74点
13日の金曜日とシン・シティを組み合わせたようなスプラッター描写が、ユニークで面白い。ピエロならではのコミカルで気持ち悪い殺害方法なので心理的な怖さではなく、ワーワーキャーキャー騒ぎながら見るようなタイプのホラー映画になっている。編集が「28日後」、「28週後」で編集担当だったクリス・ギルなこともあり、テンポがとても良い。タイトルが???だったので、期待できなさそうだったものの、思っていた以上に楽しめた作品。
道化死てるぜ! あらすじ
リチャード・グリンドル(スティッチズ)は、相も変わらずワンパターンで退屈な、子供たちの誕生日パーティーでの道化師仕事にうんざりしていた。
今日も、トミー少年とやらの誕生日パーティーのお仕事だ。道化師のつまらない芸に、落ち着きのない子供たちは芸の邪魔をして大喜び。
子供たちのいたずらはエスカレートし、それが原因で道化師は不慮の事故で絶命してしまう。
6年後。彼らは成長し、反抗的な少年たちに育っていた。あの忌まわしい事故以来となる、トミーの16歳の誕生パーティーを準備中だ。
パーティーが始まり、唯一の招かれざる客、道化師グリンドルが姿を現す。
地獄から蘇った道化師は、残虐かつクリエイティブな手法で、事故に居合わせた少年たちに次々と復讐を果たしていく。トミーだけは、死んだ道化師が蘇って来たことに感付くが、仲間からは悪い夢でも見ているのだろうと信じてもらえない。一人また一人、パーティーに参加している少年が殺され、彼らは6年前の道化師の復讐に恐怖する。この惨劇に終止符を打てるか否かはトミーの双肩にかかっていた。”
道化死てるぜ! スタッフ
監督:コナー・マクマーン
製作:ジョン・マクドネル,ブレンダン・マッカーシー,ルース・トレイシー,ジュリアン・フォード
脚本:コナー・マクマーン,デヴィッド・オブライエン
撮影:パトリック・ジョーダン
編集:クリス・ギル,コナー・マクマーン
音楽:ポール・マクドネル
道化死てるぜ! キャスト
ロス・ノーブル
トミー・ナイト
ジェマ=リア・デヴェロー
ダイアン・サリンジャー