ラストナイト・イン・ソーホーは、2021年公開のイギリス映画。夢と恐怖が “シンクロ”する、タイムリープ・サイコ・ホラー!エドガー・ライトが監督、ライトの原案からライトとクリスティ・ウィルソン=ケアンズが脚本を務める。トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ、マット・スミス、マイケル・アジャオが出演し、2020年9月に死去したダイアナ・リグと2020年10月に死去したマーガレット・ノーランの最後の映画出演作となる。
ラストナイト・イン・ソーホー 映画批評・評価・考察
ラストナイト・イン・ソーホー(原題:Last Night in Soho)
脚本:37点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:9点
合計91点
最後の最後で面食らってしまう展開。素晴らしい脚本じゃないでしょうか。ここ最近見た、ホラーの中でもダントツでした。サスペンス・スリラーとしても秀逸です。これはみんなにお薦めしたくなる作品です。特に女性に人気ありそうです。ホラー、スプラッターが苦手でもストーリーで惹きつけられるんじゃないでしょうか。黒人青年が最後まで主人公を見捨てることなく支え続けるのも良いなと思います。単純なスプラッターホラーではなく、人の心理的なところを大切に描いているだけに、そういう要素を加えてるんだと思います。おもしろかった~。
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ラストナイト・イン・ソーホー あらすじ
ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学。だが、同級生たちとの寮生活に馴染めず、アパートで一人暮らしを始めることに。そんなある日、エロイーズが眠りにつくと、夢の中で、60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と出会ったエロイーズは、身体も感覚も彼女とシンクロしていくのだった。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した日々を過ごすエロイーズ。タイムリープを繰り返す彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が現れ、次第にエロイーズは精神を蝕まれていく……。
ラストナイト・イン・ソーホー スタッフ
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト,クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
原案:エドガー・ライト
製作:ティム・ビーヴァン,エリック・フェルナー,ナイラ・パーク,エドガー・ライト
音楽:スティーヴン・プライス
撮影:チョン・ジョンフン
編集:ポール・マクリス
製作会社:フィルム4・プロダクションズ,パーフェクト・ワールド・ピクチャーズ,ワーキング・タイトル・フィルムズ,コンプリート・フィクション・ピクチャーズ
配給:ユニバーサル・ピクチャーズUK,フォーカス・フィーチャーズ,パルコ=ユニバーサル映画
ラストナイト・イン・ソーホー キャスト
エロイーズ・ターナー:トーマシン・マッケンジー
愛称はエリー。ロンドン・ソーホー地区のロンドン・カレッジ・オブ・ファッションに入学したファッションデザイナー志望の女性。奇妙な第六感を持ち、夢の中でサンディとして1960年代のロンドンへ行ってしまう。
サンディ:アニャ・テイラー=ジョイ
歌手志望の女性。夢の中でエロイーズが憧れている1960年代の歌手。サンディは愛称で、本名はアレクサンドラ。
ジャック:マット・スミス
1960年代のナイトクラブで女性歌手のまとめ役を務める男性。エロイーズ/サンディと恋に落ちる。
ミス・コリンズ:ダイアナ・リグ
エロイーズの下宿先のオーナー。演じるダイアナ・リグは『女王陛下の007』で1960年代のボンドガールを演じたことで有名。
ペギー・ターナー:リタ・トゥシンハム
エロイーズの祖母。
銀髪の男:テレンス・スタンプ
エロイーズの前に度々現れる謎の壮年男性。エロイーズがサンディの髪型を真似て以降、彼女を気に掛けている。
クラブの客 #5:サム・クラフリン
1960年代のクラブの客。サンディに「君はロンドンのナイトクラブの世界にいるべきではない」と提言する。
ララ・チャン:ジェシー・メイ・リー
ジョン:マイケル・アジャオ
エロイーズと同期の男性。
ジョカスタ:シノヴェ・カールセン
学生寮でのエロイーズのルームメイト。遊び人で田舎出身のエロイーズを見下していて、60年代ファッションも馬鹿にしている。
セイジ・バーメイド:マーガレット・ノーラン
エロイーズが働くパブ「The Toucan」のオーナー。演じるノーランはダイアナ・リグと同様に1960年代の『007 ゴールドフィンガー』に出演経験があった。
女性刑事:リサ・マクグリリス
チャールズ:ジェームズ・フェルプス
ベン:オリバー・フェルプス