クーデターは、2015年公開のアメリカ合衆国の映画。監督・脚本はジョン・エリック・ドゥードル、出演はオーウェン・ウィルソン、レイク・ベル、ピアース・ブロスナンなど。 仕事のために妻子を連れて東南アジア某国へ赴任した矢先、その国でクーデターが勃発する非常事態に見舞われたアメリカ人技師の脱出劇を描く。
クーデター 映画批評・評価・考察
クーデター(原題:No Escape)
脚本:31点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計79点
家族愛を骨格据えた普遍的テーマの映画だと思いました。国や政治が不安定な状況下で正義も価値観で変わってくるし、勧善懲悪とはならない不安定要素を描きながらも、本筋は、家族愛を描いています。東南アジア某所みたいになっていますがカンボジアの話だと思います。でも撮影場所はタイですね。ベトナム旅行でメコン川のクルージングをしたことがありますが、撮影場所はメコン川じゃないと思います。あと東南アジアに偏見があるのかもしれませんが、不愛想な人の方が珍しいと思いますし、外国人がいれば声を掛けたり子供が集まってくると思います。暖かい地域の人はだいたい愛想が良いですよ。カンボジアは今でこそ観光スポットになってますが、少し時間を遡ればポル・ポトの大虐殺もありましたし、カンボジアVSベトナム戦争もありました。タイもベトナムもカンボジアも平和になったのは最近の話で、いつまたクーデターが起こるか分からないところがあります。
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クーデター あらすじ
ジャック(オーウェン・ウィルソン)は、妻と娘二人を連れ、会社の支援事業のため東南アジアに赴任する。だが翌朝、突如として「外国人を殺す。捕虜はとらない。皆殺しだ」という怒号が響き渡り、外国人をターゲットとしたクーデターが勃発。暴徒による容赦なき殺戮が開始され、外国人が次々と殺されていく。そんな中、滞在ホテルを襲撃されたジャックは迫り来る暴徒から家族を必死で守り逃走、途中出会った旅行者ハモンド(ピアース・ブロスナン)の先導で間一髪逃げ延びるが、その先で途方もない現実を突きつけられるのだった……
クーデター スタッフ
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
脚本:ジョン・エリック・ドゥードル,ドリュー・ドゥードル
製作:ドリュー・ドゥードル,ミシェル・リトヴァク,デヴィッド・ランカスター
製作総指揮:ゲイリー・マイケル・ウォルターズ,ジェフリー・ストット,アンドリュー・フェッファー,スティーヴ・アレクサンダー
音楽:マルコ・ベルトラミ,バック・サンダース
撮影:レオ・アンスタン
編集:エリオット・グリーンバーグ
製作会社:ボールド・フィルムズ
配給:ワインスタイン・カンパニー,クロックワークス
クーデター キャスト
ジャック・ドワイヤー:オーウェン・ウィルソン
アニー・ドワイヤー:レイク・ベル
ルーシー・ドワイヤー:スターリング・ジェリンズ
ビーズ・ドワイヤー:クレア・ギア
ハモンド:ピアース・ブロスナン
ケニー・ロジャース:サハジャック・ブーンタナキット
首相:ヴィチチャード・フォトフリン
カーディフ社重役:マンフレッド・イルク
コンシェルジェ:ノーファンド・ブーンヤイ