SAFE/セイフは、2012年公開のアメリカ合衆国の映画。特殊な能力を持つ少女を守るため、彼女を追うロシアン・マフィア、汚職警官グループ、チャイニーズ・マフィアを相手に壮絶なバトルを展開する元警官の格闘家の姿を描くアクション。
SAFE/セイフ 映画批評・評価・考察
SAFE/セイフ(原題: Safe)
脚本:22点
演技・演出:14点
撮影・美術:14点
編集:6点
音響・音楽:6点
合計62点
ジェイソン・ステイサム主演映画の中ではテンポが悪いなぁ~と思う作品でした。その分、ステイサムの人間味あふれる演技が深堀されてる感じはしました。彼のファン向け映画と思えば及第点の作品じゃないかと思います。ただ、敵が全く個性が無いのでステイサムの一方的な悪者退治を見るだけでした。ジャン=クロード・ヴァン・ダムもキャリア中盤からこういう作品が目立っていたので、アクション俳優の既定路線なのかもしれません。
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SAFE/セイフ あらすじ(ネタバレ)
ニューヨーク。元市警の特命刑事だったルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)は、今はマイナーな総合格闘技のファイターにまで落ちぶれていた。ある日、八百長試合で誤って相手をKOしてしまった彼は、その試合で大損害を被ったロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。
すべてを失いホームレスとなったルークは地下鉄のホームで飛び込み自殺をしようと立っていた時、一人のおびえた少女が、妻を殺したロシア人の一団に追われているのを目撃する。彼は追っ手を倒し、少女を救うが、今度はかつて彼を陥れたウルフ(ロバート・ジョン・バーク)率いる汚職警官グループやチャイニーズ・マフィアまでもが、少女を必死に追ってくる。
その中国人少女メイ(キャサリン・チェン)は、一度覚えた数字を絶対に忘れない天才だった。チャイニーズ・マフィアのボス、ハン(ジェームズ・ホン)は、彼女の才能を利用し、不正に儲けた金や重要証拠などの入った秘密金庫の暗証番号を覚えさせるため、彼女を部下であるチャン・クワン(レジー・リー)の養子にしてアメリカに移住させたのだった。
一方、チャイニーズ・マフィアの金庫強奪を企むロシアン・マフィアは、メイ自身が金庫の暗証番号の鍵だと知り、彼女を拉致しようとしていた。またウルフたちはチャイニーズ・マフィアとロシアン・マフィアを天秤にかけ、いい条件を出した側に就こうとしていた。そんな中、メイは携帯電話を探知され、チャイニーズ・マフィアに捕まってしまう。ルークはロシアン・マフィアのボスの息子を拉致し、その命と引き換えに彼らが狙っていた金庫の場所とその中身を聞き出す。チャイニーズ・マフィアが経営する違法カジノの地下にある金庫には、現金3000万ドルが眠っていた。
ルークはウルフたちを味方に引き込み、違法カジノ摘発という名目でカジノを襲撃、金庫の中身を強奪すべく行動を開始する。激しい銃撃戦の末、現金の強奪に成功したルークはその金でメイを奪還するつもりだったが、メイを巡るこの争奪戦と抗争の背景には、ニューヨーク市長までをも巻き込んださらに巨大な陰謀が隠されていた。すべてを知ったルークはメイの安全を確保するため、命をかけて最後の死闘に臨むのだった……。
SAFE/セイフ スタッフ
監督:ボアズ・イェーキン
脚本:ボアズ・イェーキン
製作:ローレンス・ベンダー,デイナ・ブルネッティ
製作総指揮:ケヴィン・スペイシー,スティーヴ・チャスマン,スチュアート・フォード,ブライアン・カヴァノー=ジョーンズ,ディーパック・ナヤール
音楽:マーク・マザーズボー
撮影:ステファン・チャプスキー
編集:フレデリック・トラヴァル
製作会社:トリガー・ストリート・プロダクション
配給:ライオンズゲート,ブロードメディア・スタジオ,ポニーキャニオン
SAFE/セイフ キャスト
ルーク・ライト:ジェイソン・ステイサム
メイ:キャサリン・チェン
ウルフ警部:ロバート・ジョン・バーク
ハン・ジャオ:ジェームズ・ホン
アレックス・ローゼン:アンソン・マウント
トラメロ市長:クリス・サランドン
エミール・ドチェスキー:サンドール・テクシー
バシリー・ドチェスキー:ジョセフ・シコラ
チャン・クワン:レジー・リー