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ミッシング・デイ|養子縁組の仕組みにつけ込む人身売買集団と、娘のために闘う夫婦が激突するサスペンス・アクション。

ミッシング・デイ
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ミッシング・デイは、2014年公開の中国・マレーシア・アメリカ合衆国合作映画。養子縁組の仕組みにつけ込む人身売買集団と、娘のために闘う夫婦が激突するサスペンス・アクション。

ミッシング・デイ 映画批評・評価・考察


ミッシング・デイ(原題:Reclaim)

脚本:25点
演技・演出:13点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計67点

社会派サスペンス映画にカーアクションといったアクションシーンを加えた作品になりますが、脚本についてはテーマがはっきりしている割に稚拙なところが多々あります。原題のReclaim(リクレイム)の意味は取り戻す、再利用、飼いならすなどとなりますが、この単語が人身売買行為の通称で使われています。この映画の設定のポイントは、騙される側も騙す側両者とも親に捨てられた過去がある養女(シャノン)と養子(ベンジャミン)であることで、育った先が善と悪に分かれています。また養子縁組しなければならない状況を作ったスティーヴンの贖罪としての行動の結果という側面もあります。もうちょっと丁寧に作りこめば傑作にもなり得た作品だったかもしれませんね。


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ミッシング・デイ あらすじ

プエルトリコの小さな海岸街。スティーヴン(ライアン・フィリップ)&シャノン(レイチェル・レフィブレ)夫婦が養女にしたばかりの娘ニーナが、二人のもとから忽然と姿を消す。慌てる二人に、謎の男ベンジャミン(ジョン・キューザック)がさり気なく近寄ってくる。夫婦は彼のアドバイスを受けつつ、必死に娘を探す。怪しい養子援助施設の隠された秘密に近づくと、事態は急変する。

必死に探す夫婦だったが、そこで地元警察から驚くべきことを知らされる。なんと養子縁組業者は架空のもので、今回の養子縁組は「リクレイム」と呼ばれる詐欺集団が夫婦から大金を騙し取るために計画した新手の詐欺だったのだ。怒りに震える夫婦は、犯人を追い詰めようと独自に調査を開始するが、そこで詐欺集団のボスであるベンジャミンに見つかり、シャノンは人質に取られ、スティーヴンは彼女を助けるために新たに大金を用意するよう脅しを受けるのだった。スティーヴンは妻であるシャノンと、組織に犯罪の道具にされているニーナを救い出すため、決死の行動に打って出る。

夫婦の忌まわしき事故の記憶と葛藤しながら、娘を取り戻す一度きりのチャンスが現れる。彼らは凶悪な詐欺集団、謎の施設団体から娘を取り戻すことができるのか?

ミッシング・デイ スタッフ

監督:アラン・ホワイト
脚本:カーマイン・ガエータ,ルーク・デイヴィス
製作:ブライアン・エティング,ジョシュ・エティング,フレドリク・マルンベリ,ゲイリー・ハミルトン,シルヴィオ・ムラグリア,マイク・ガブラウィ,イアン・サザーランド,ロバート・ルケティック
音楽:イニョン・ズール
撮影:スコット・キーヴァン
編集:ドゥービー・ホワイト,スコット・D・ハンソン
配給:ライオンズゲート,プレシディオ

ミッシング・デイ キャスト

ベンジャミン:ジョン・キューザック
スティーヴン:ライアン・フィリップ
シャノン:レイチェル・レフィブレ
ニーナ:ブリアナ・ロイ
レイガート:ジャッキー・ウィーヴァー
警察本部長:ルイス・ガスマン

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