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ハドソン・ホーク|ブルース・ウィリスが世紀の大怪盗に!ダ・ビンチの秘宝をめぐるアクション大作。

映画 ハドソン・ホーク
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ハドソン・ホークは、1991年公開のアメリカ合衆国の映画。ブルース・ウィリスが世紀の大怪盗に!ダ・ビンチの秘宝をめぐるアクション大作。「ダイ・ハード」でブレイク直後のブルース・ウィリスが念願の企画を映画化した痛快犯罪活劇。リチャード・E・グラントら芸達者な俳優陣がとんでもキャラを怪演する。

ハドソン・ホーク 映画批評・評価・考察


ハドソン・ホーク(原題:Hudson Hawk)

脚本:23点
演技・演出:14点
撮影・美術:15点
編集:6点
音響・音楽:6点
合計64点

劇場公開時に、ワクワクどきどきしながら観た映画でした。当時は、ダイハードのイメージもありましたが、『こちらブルーンムーン探偵社』の仕事熱心でもないし、喧嘩に強いわけでもないが、とにかくよく喋る探偵事務所のお調子者というイメージもあったブルースです。ちょうど当時NHKで放送してたんです。

ブルース・ウィリスがどうしても撮りたかった映画が今作。共演者も玄人好みの名優がずらり。これはブルース・ウィリスが共演したくてキャストしたんじゃないかなと思います。最近、見ない表情してるんですよブルースがイキイキしているというか幸せそうというか。私情を持ち込み過ぎてるのかもしれませんが、念願叶った感じが画面越しでも伝わってきます。
問題のストーリーなのですが、ツメコミ過ぎたんだと思います。まさに少年のブルースです。あれもこれも全部やりたくなったんだと思いますね。そのせいか、観客は置いてけぼりになって退屈だと感じてしまうシーンが増えたのかもしれません。ブルース的には退屈ではなくこだわりなのですが、テンポが悪くなってしまい、良いシーンも多くあるものの間が悪すぎるんです。あとセリフも???ん?って感じがどうしてもあります。アドリブなんですかね。

ともかくブルース・ウィリスファンには必見の映画なことは間違いない作品です。

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ハドソン・ホーク あらすじ(ネタバレ)

15世紀後半、ダ・ビンチは純金をうみ出すマシーンを発明してしまう。時代は現代、世紀の大怪盗ハドソン・ホークこと、エディ・ホーキンスが出所した。親友のトミーの店でくつろぐホークの前にニュージャージーのマフィア、マリオ・ブラザースが現れた。彼らに脅迫され渋々仕事を引き受けたホークはトミーと共に、オークション会場に侵入した。危うく捕まりそうになりながらも、<スフォルツア>を盗み出すことに成功し、マリオ・ブラザースに届けるが、翌朝の新聞には「オークション会場に侵入した2人組の泥棒、失敗に終わる」と報じられていた。オークションが始まると、確かに昨夜盗んだはずの<スフォルツア>が出てきた。大金持ち風のジョージ&ダーウィンのメイフラワー夫妻が、それをセリ落とそうとしていた。ホークが隣りに座った謎の美女アナ・バラグリに声をかけた瞬間、巨大な爆発音が起こり、落ちてきたペガサス像に激突、失神してしまう。目覚めた所は救急車。マリオ・ブラザースが乗っていた。なんとか逃げ出すが、運の悪いことにCIA捜査官ジョージ・キャプランとキャンディ・バーとハチあわせする。逃げ出そうとしたが、結局捕まえられ、またもや失神した。次にホークが目覚めたのは、ローマ。そこでホークは、奇妙な夫婦メイフラワーが世界制覇を企んでいること、そのためにマリオやキャプランを使って自分を誘拐しようとしていたことを知る。彼らはある物を集めるために最高の怪盗を必要としていた。彼らはトミーを人質に、協力しなければ彼を殺すとホークに告げる。ホークは渋々承知する。次の目標は、1世紀もの間バチカン博物館に眠るダ・ビンチ作のスケッチブック<コデックス>。ホークはそこでオークション会場で会ったアナに再会する。その夜、ホークは博物館に侵入。ホークは、アナと2人になるチャンスをつかむが<コデックス>を彼女に発見され、ホークは睡眠薬で眠らされてしまう。その隙にホークを見張っていたキャンディ・バーらは、アナや<コデックス>もろともホークを連れさるのだった。ホークが盗み出した<スフォルツア><コデックス>、そしてキャプランがパリのルーブル美術館から盗み出したヘリコプターの模型、これらは、すべてダ・ビンチの作品。メイフラワー夫妻の目的はこれらの中に隠されていたクリスタルだった。3つのクリスタルを組み合わせ、それをダ・ビンチの工房に今も残るマシーンにセットすれば純金を生み出すマシーンが完成する。ホークは人質となっていたトミーと共にメイフラワー夫妻のもとから脱出、アナと途中で合流するが、翌朝再びキャンディ・バーらが現われ、アナを連れ去っていくのだった。実は彼女は世界最高のダ・ビンチ研究家であり、メイフラワー夫妻の野望を打ち砕くべく捜査をしていたバチカンのシスターだった。ホークはトミーと共にアナを助けるべく、メイフラワー夫妻のいるダ・ビンチの工房へと忍び込むが、メイフラワーらにまたもや捕まってしまう。ホークとアナの目の前で今しもマシーンを作動させようとするメイフラワー夫妻。ついに夢のマシーンは、大音響と共に500年の眠りから覚めて動き出した。しかし、ホークはクリスタルのかけらを手にしていた。まばゆい光と音の中、純金が生まれる寸前にマシーンは大爆発、メイフラワー夫妻の世界制覇の野望は挫かれた。今しも崩壊を遂げようとするダ・ビンチの工房の中で、ホークとアルフレッドの最後の戦いが開始された。ホークはアルフレッドを倒し、アナと共に壊滅寸前の工房からグライダーに乗って逃げ出し、死んだと思っていたトミーも生きており平和は戻るのだった。

ハドソン・ホーク スタッフ

監督:マイケル・レーマン
脚本:スティーヴン・E・デ・スーザ,ダニエル・ウォーターズ
原案:ブルース・ウィリス,ロバート・クラフト
製作:ジョエル・シルバー
製作総指揮:ロバート・クラフト
ナレーター:ウィリアム・コンラッド
音楽:マイケル・ケイメン,ロバート・クラフト
撮影:ダンテ・スピノッティ
編集:クリス・レベンゾン,マイケル・トロニック
製作会社:シルバー・ピクチャーズ,エース・ボーン
配給:トライスター ピクチャーズ,コロンビア・トライスター映画

ハドソン・ホーク キャスト

エディ・“ハドソン・ホーク”・ホーキンス:ブルース・ウィリス
トミー・ファイブ=トーン:ダニー・アイエロ
アンナ・バラグリー:アンディ・マクダウェル
ジョージ・キャプラン:ジェームズ・コバーン
ダーウィン・メイフラワー:リチャード・E・グラント
ミネルバ・メイフラワー:サンドラ・バーンハード
アルフレッド:ドナルド・バートン
スニッカーズ:ドン・ハーヴェイ
キットカット:デヴィッド・カルーソ
バターフィンガー:アンドリュー・ブリニアースキー
アーモンド・ジョイ:ロレイン・トゥーサント
ゲイツ:バート・ハリス
シーザー・マリオ:フランク・スタローン
アントニー・マリオ:カルミネ・ゾッツォーラ
イッグ:ダグ・マーティン
ウーク:スティーヴ・マーティン
枢機卿:レオナルド・シミノ
ナレーション:ウィリアム・コンラッド

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