ゴーストバスターズ/アフターライフは、2021年公開のアメリカ合衆国の映画。日本国内では2022年2月4日に公開された。『ゴーストバスターズ』（1984年）、『ゴーストバスターズ2』（1989年）の続編であり、「ゴーストバスターズ」フランチャイズでは第4作目となる。監督は、シリーズ第1作目と第2作目の監督を務めたアイヴァン・ライトマンの息子であるジェイソン・ライトマン、脚本はライトマンとギル・ケナンが務める。出演は、キャリー・クーン、フィン・ウルフハード、マッケナ・グレイス、ポール・ラッドらで、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバー、アニー・ポッツがオリジナル作品からの再出演となる。
ゴーストバスターズ/アフターライフ 映画批評・評価・考察
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ゴーストバスターズ/アフターライフ（原題：Ghostbusters: Afterlife）
脚本：36点
演技・演出：16点
撮影・美術：18点
編集：8点
音響・音楽：8点
合計86点
子役達の輝きがやばい。この映画のファミリー感が心地よいし、ゴーストバスターズのベースに『グーニーズ』、『スタンド・バイ・ミー』や『インターステラー』（ちょっと意味合いは違うけど）などの王道スパイスを振りかけているのがまた良い。これはアイヴァン・ライトマンではなく、息子のジェイソン・ライトマンならではの感覚だと思います。この映画、単体でも面白いのですが、やはり過去作を見ている方がより楽しめるところがあります。特に1作目、2作目です。2016年度版はリメイクなので続編的なつながりはありません。事実上、今作がゴーストバスターズ３になります。幻の3作目は今作の祖父役であるハロルド・ライミスが死去したことで、アイヴァン・ライトマン監督が製作を断念し降板した経緯があります。その思いを継いでるのが今作なので、熱い思いが沸いてきます。
ゴーストバスターズ/アフターライフ あらすじ（ネタバレ）
オクラホマ州サマービルでは、エゴン・シュペングラーが町外れのオカルティスト、アイヴォ・シャンドールの鉱山である存在を捕らえ、別の存在を自分の農場におびき寄せた。彼は自分の敷地内で精巧なセットアップを起動しましたが、停電が発生しました。エゴンは幽霊の罠を自宅に 隠すことに成功するが、その怪物に襲われ致命的な心臓発作を起こし、直後に死亡した。
エゴンと疎遠になり経済的に苦しむ娘カリーはシカゴのアパートから追い出された後、農場を引き継ぎ、子供たちのトレバーとフィービーとともにそこに引っ越してくる。トレバーはカーホップのラッキー・ドミンゴに夢中になり、科学志向のフィービーは地震学者ゲイリー・グルーバーソンが教える夏の科学クラスに登録する。
フィービーは農家に幽霊が出るのを発見し、そこに住むポルターガイストが彼女を幽霊の罠に導き、ゲイリーと彼女の新しい友達「ポッドキャスト」にそれを見せます。ゴーストバスターズのファンであるゲイリーは、彼女がゴーストバスターズと彼女の祖父についてもっと学ぶのを手伝ってくれます。彼、フィービー、ポッドキャストは罠をいじり、ゴーザー・ザ・ゴーゼリアンのセンチネルの1人を解放し、鉱山に逃げます。農場の幽霊はフィービーをエゴンの地下研究室に導き、自分が祖父であることを明かした後、ゴーストバスターズの装置を修復するよう彼女を導く。
ポッドキャストでプロトンパックをテストしているときに、フィービーはシャンドールの鋳物工場に取り憑いている「マンチャー」と呼ばれる幽霊を発見し、町に逃げます。ゴーストバスターズのキャデラックエクト-1のエンジンを（エゴンの助けで）修理したトレバーは、その車を使って二人でマンチャーを追いかけます。彼らはそれを捕らえましたが、被害があったために逮捕され、装備も押収されました。
フィービーはメモしておいたゴーストバスターズの電話番号を使ってレイ・スタンツに連絡し、助けを求め、エゴンの死を知らせる。彼は次に、ゴーストバスターズがカルパチアのビーゴを倒した後、どうなったかを彼女に話します。ゴーストバスターズが解散した後、エゴンは装備を持って出発し、不特定の脅威を追うためにサマービルに移動しました。エゴンの幽霊は、カリーを、彼が娘の人生について記録した詳細なメモと写真の壁に導きます。そこには、彼が彼女が思っていた以上に彼女を気にかけていたことが示されています。
フィービー、ポッドキャスト、ラッキー、トレバーは鉱山内でゴーゼリアン寺院を見つけます。さらに探索すると、シャンドールが棺の中で生きており、エゴンが設置した自動陽子砲がゴーザーの渡ろうとする試みを妨害していることが判明する。ズールとヴィンツ・クロルソはそれぞれカリーとゲイリーに憑依し、エゴンの装備を破壊し、ゴーザーの逃亡を可能にする。シャンドールは目覚め、ゴーザーに忠誠を誓うが、それでも殺されてしまう。
子供たちは、エゴンの仕掛けが土のフィールドの周りに埋められた一連の幽霊の罠であることを発見しました。超自然的な混乱が町を混乱させる中、新人ゴーストバスターズは押収された機器を回収し、鉱山へ向かいます。フィービーはゴーザーの気をそらして、ポッドキャストがズールを捕まえ、カリーを解放し、ゴーザーの肉体を弱めることができるようにします。彼らはゴーザーとヴィンツをトラップフィールドに誘い込みますが、それが誤動作し、ゴーザーはラッキーに憑依したズールを解放し、ゴーザーの力を完全に回復します。
レイと他の生き残ったオリジナルのゴーストバスターズ、ピーター・ベンクマンとウィンストン・ゼデモアが助けに到着し、ゴーザーは既にエゴンを殺した後、カルテットを打ち負かしたカルテットに対する復讐を完了しようとします。現われたエゴンの幽霊に支えられ、フィービーは祖父のプロトンパックでゴーザーと戦う。ゴーストバスターズは、フィービーがプロトンの流れを横切ってゴーザーを拘束するのを手伝い、トレバーはゴーザーを使ってトラップの電源を充電し、カリーがゴーストトラップを起動して神とその手先を捕らえることができるようにします。ラッキーとゲイリーは所有物から解放され、エゴンは死後の世界へ旅立つ前に家族や友人と和解します。
その後、オリジナルのゴーストバスターズはニューヨークに戻り、ピーターがデイナ・バレットと結婚していることが明らかになります。ゴーストバスターズを去って以来、裕福な起業家および家庭人となったウィンストンは、完全に修復されたエクト-1をゴーストバスターズの消防署に返します。地下室では、外部収容ユニットのライトが赤く点滅しているのが見えます。
ゴーストバスターズ/アフターライフ スタッフ
監督：ジェイソン・ライトマン
脚本：ジェイソン・ライトマン,ギル・キーナン
製作：アイヴァン・ライトマン
音楽：ロブ・シモンセン
撮影：エリック・スティールバーグ
編集：デイナ・E・グローバーマン
製作会社：コロンビア ピクチャーズ,ゴースト・コープ
配給：ソニー・ピクチャーズ リリーシング
ゴーストバスターズ/アフターライフ キャスト
フィービー：マッケナ・グレイス
キャリーの娘。イゴン・スペングラー博士の孫。
トレヴァー：フィン・ウルフハード
キャリーの息子でフィービーの兄。イゴン・スペングラー博士の孫。
キャリー：キャリー・クーン
シングルマザー。イゴン・スペングラー博士の娘。
グルーバーソン先生：ポール・ラッド
地震学者でサマースクールの講師。
ポッドキャスト：ローガン・キム
フィービーのクラスメイト。
ラッキー：セレステ・オコナー
トレヴァーのアルバイト仲間。
ピーター・ヴェンクマン博士：ビル・マーレイ
ゴーストバスターズの創設者の一人。
レイモンド・スタンツ博士：ダン・エイクロイド
ゴーストバスターズの創設者の一人。
イゴン・スペングラー博士：ハロルド・ライミス（CG映像）ボブ・ガントン/アイヴァン・ライトマン（演）
ゴーストバスターズの創設者の一人であり、フィービーの亡き祖父。
ウィンストン・ゼドモア：アーニー・ハドソン
ゴーストバスターズのメンバー。
ディナ・バレット：シガニー・ウィーバー
ジャニーン・メルニッツ：アニー・ポッツ
ゴーストバスターズの元受付嬢。
エルトン：オリヴァー・クーパー
ドミンゴ保安官：ボキーム・ウッドバイン
ジャック：トレイシー・レッツ
イヴォ・シャンドア：J・K・シモンズ
オカルティストで建築家の故人。サマーヴィルの鉱山で採掘したセレニウムを使い、ニューヨークに1984年の事件が起きたビルを建築した。
ゴーザ：オリヴィア・ワイルド、エマ・ポートナー
ヒッタイトの破壊の神。かつてゴーストバスターズに倒されたが…。
マンチャー：ジョシュ・ギャッド（声）
今作新登場のゴースト。外形はスライマーに似ているが、6本の腕を持ち、鉄を食べる。
ローラー婆ちゃん：ダニエル・ケネディ
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