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RIKI-OH/力王|日本の人気漫画を香港が完全映画化!飛び散る血吹き飛ぶ肉塊。バイオレンス・ヒーロー伝説。

RIKI-OH/力王
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RIKI-OH/力王(りきおう)は、1991年公開の香港映画。鷹匠政彦・原作、猿渡哲也・作画の同名コミックを、香港映画界が総力を結集して完全映画化。すさまじいバイオレンス描写と型破りなストーリー展開が話題となり、欧米でもカルト的な人気を集めた衝撃エンタテインメント作!

RIKI-OH/力王 映画批評・評価・考察


RIKI-OH/力王(原題:力王、英題:RIKI-OH)

脚本:1点
演技・演出:2点
撮影・美術:3点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計19点

酷い無慈悲なアクション映画なのですが、演出や特撮をスプラッターより(いやそれ以上)にしているため人によってはホラー映画に見えてしまうかもしれません。原作を忠実に再現したら、こうなってしまったという意味では原作の映像化に固執する人には良い薬なのかもしれませんね。

デビルマン』以上に突き抜けている作品で、愛と憎しみのクソ映画に合致しています。クソだと思いますけど愛してます。そういう映画です。(なんだそれ)

この映画のキャスト面で面白いのは、暴虐を繰り返す管理部長役のファン・ムイサンと力王役のルイス・ファンが実の親子というのがすごい!外見が全く違い過ぎて親子に見えないし、親子でとんでもないシーンを演じているのはシュール過ぎます。

RIKI-OH/力王 あらすじ

RIKI-OH/力王近未来の東京。民営化された私立国分刑務所に、雑賀力王という若き囚人がいた。彼には霊的な力こそ無いが、超人的な肉体と精神力、そして何事にも決して屈しない正義の信念を持っていた。囚人を使い捨ての消耗品と見なす刑務所幹部は、弱者を助け正義を貫く力王を亡き者にしようと、四天王と呼ばれる最強の囚人たちを差し向けた。四人の刺客たちを必殺の拳で次々と返り討ちにした力王は、刑務所内で芥子が栽培され麻薬密造が莫大な利益を生んでいる事実を突き止めた。孤立無援の力王の闘いは、抑圧された囚人たちを奮い立たせ暴動へと発展した。ついに黒幕の所長と対決した力王は、同じ師に師事した兄弟子の所長を死闘の末に倒し刑務所を脱走した。

 

本実写映画は、原作の第1話 – 第13話を基に制作されている。OVA版と比較して原作に忠実な内容であるが、以下の特徴がある。

  • 力王が国分刑務所に入所した目的が原作(生き別れになった弟の那智に会うため)とは異なる。
  • 暴力描写・スプラッター表現が生々しく、作画担当の猿渡哲也が試写会で気分を悪くしたほどの内容である。
  • 黄泉は力王との死闘の末、片足を液体窒素のタンクに突っ込んで切断されてしまい、その直後に両手を封じられたが、一命は取り留めた。それを見た白神は恐れをなして逃亡するが、杉山に続き超圧縮ガス爆弾銃の弾丸を身体に受け処刑された。

RIKI-OH/力王 スタッフ

原作:鷹匠政彦 / 猿渡哲也
監督:ラン・ナイチョイ
脚本:ラン・ナイチョイ
製作総指揮:チュア・ラム
製作:チョウ・チュントン
撮影:マック・ホイマン
編集:キョン・ツンタク,チョン・イウチョン
アクション監督:フィリップ・コク
音楽:フィリップ・チャン
製作:嘉禾電影有限公司
配給:ヒーローコミュニケーションズ

RIKI-OH/力王 キャスト

リキオウ(雑賀力王):ルイス・ファン
管理部長(杉山徳三):ファン・ムイサン樊梅生
所長:ホー・カクー何家駒
黄泉:大島ゆかり大島由加利シンシア・ラスター
若松:曾近榮
アサ:陳國邦
北枕:杉崎浩一
鳴海:陳治良
谷本:陳敬
井村:郭振鋒
桑原:黄智強
学:黄國樑
白神:黄貴雄
岩田:林啓榮
恋人(蛍子):グロリア・イップ
張善鬼:丹波哲郎

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