ウェインズ・ワールドは、1992年公開のアメリカ合衆国の映画。ヘビメタ少年2人組が、自分たちがホストをつとめるTV番組を大人たちの策略から守るため、珍作戦をめぐらすコメディ。人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』の1コーナーを映画化したもので、日本では試写会にロックファンを呼んで字幕作りに参加させると言った試みも行われた。テレビでの初期は主人公の2人は高校生という設定だったが、映画版では少し年齢が上がっている。クイーンやアリス・クーパーなど、1970 – 80年代に活躍したミュージシャンの楽曲が挿入歌として使われ、ロックに関する小ネタも多いコメディ映画。
ウェインズ・ワールド 映画批評・評価・考察
ウェインズ・ワールド(原題:Wayne’s World)
脚本:30点
演技・演出:15点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:10点
合計77点
全米を爆笑の渦に巻き込んだ、今作。日本では爆笑というより話題にもならなかったが、僕は爆笑したひとり。マイク・マイヤーズの映画はオープニングに限定すれば100点!あげたい作品ばかり。
音楽の選曲センスとそれに合わせたバカ芝居は超一流だと思う。ドリフ大爆笑のような笑いなので、年齢を問わず楽しめる作品になっています。昔のウッチャン・ナンチャンがやってたコントもこの作品に近い。
微妙なシーンも多いが、爆笑シーンも多い。僕は好きな作品です。冒頭のボヘミアンラプソディーと、中盤のフォクシー・レディはツボに嵌りました。
ウェインズ・ワールド あらすじ(ネタバレ)
ヘビメタが大好きなウェイン(マイク・マイヤーズ)とガース(ダナ・カーヴィ)の2人は自宅の地下室からケーブルTVのショー『ウェインズ・ワールド』を放送している。
若者に絶大な人気を誇るこの番組に目をつけたTVプロディーサー、ベンジャミン(ロブ・ロウ)は、コンピュータ・ゲーム会社とゲーム・センターの所有者であるヴァンダーホフ(ブライアン・ドイル・マレー)を言いくるめてスポンサーになるようしむける。
一方、ハードロック・クラブで中国人シンガー、カサンドラ(ティア・カレル)の歌を聞いたウェインは彼女に一目惚れし、さっそく広東語の勉強を始める。ベンジャミンはウェインとガースと契約を交わし、カサンドラにもTV出演の話をもちかける。
ウェインたちは本当のTV局のスタジオでリハーサルするが自分たちとはノリも違い、さらに番組中にヴァンダーホフが自社のCMを入れると知ってベンジャミンに抵抗する。本番中、ヴァンダーホフをコケにしたウェインはクビになり、ベンジャミンへの嫉妬から、彼の下でプロモーション・ビデオを撮ることになっているカサンドラとも喧嘩してしまう。
カサンドラを大手レコード会社社長に売り込むためいろいろな作戦をめぐらして彼女とも仲直りし、彼女の歌を聴いた社長がついにウェインたちのスタジオにやって来るが採用を断られ、スタジオは火事になり、カサンドラはベンジャミンと結ばれるというエンディングの後、社長が歌を気に入ってくれ、実はベンジャミンは老人だったというハッピーエンドがあり、さらに社長とカサンドラがアルバム契約を結び、登場人物全員が愛に目覚めベンジャミンも改心するという究極のハッピーエンドがつく。
ウェインズ・ワールド スタッフ
監督:
脚本: ,
原作:キャラクター創造
製作:
製作総指揮:
音楽:
撮影: ,
編集:
ウェインズ・ワールド キャスト