インビジブル2は、2006年公開のアメリカ合衆国の映画。ポール・バーホーベンが2000年に監督したSF映画『インビジブル』の続編。制御不能ー。今度のヤツにためらいはない。鬼才ポール・バーホーベンが放つ戦慄のバイオレンス・スリラー続編、遂に登場。バーホーベンは本作において製作総指揮を担当。なお、本作は米国では劇場未公開。日本での初公開は2006年12月23日。
インビジブル2 映画批評・評価・考察
インビジブル2(原題:Hollow Man II)
脚本:15点
演技・演出:7点
撮影・美術:10点
編集:6点
音響・音楽:5点
合計43点
最大の見どころは、透明人間VS透明人間でクライマックスは悪くなかった。この映画は、序盤から中盤までがともかくチープな出来でストーリーも前作と接点が薄く、特撮も演出も微妙なもの。全米では未公開ということもあり、予算の都合で中途半端なものになったのかもしれない。
インビジブル2 あらすじ
ライズナー研究所の資金集めを目的としたパーティで、デヴィン・ヴィリアーズ博士が殺される。
シアトル市警のフランク・ターナーとリサ・マルティネス両刑事が駆けつけると、現場には血に染まった裸足の足跡が残されていた。大量の返り血にも関わらず、誰からも目撃されぬまま逃走した犯人に疑問を抱くフランクたちだが、そこに現れたライズナー博士とビショップ大佐により退去させられる。
署に戻ったフランクとリサは、犯人が次に狙うとみられるマギー・ダルトン博士の警備を命じられる。張り込みを開始する2人だが、夜更け頃、最初はリサが、続いて博士が、姿の見えない何者かの襲撃を受ける。
見えない敵の正体は、かつて軍の最強特殊部隊に所属していた兵士マイケル・グリフィンであった。彼は極秘任務の実行員に選ばれ、薬によって透明人間となった。その薬にはやがて死に至るという副作用があったが、軍はマイケルに副作用を抑える緩和剤を投与せず、それを知った彼は軍への復讐を企んでいた。
インビジブル2 スタッフ
製作総指揮:ポール・バーホーベン,レイチェル・シェーン,ルーシー・フィッシャー
製作:デヴィッド・ランカスター,ダグラス・ウィック,ヴィッキー・ソーサラン
監督:クラウディオ・ファエ
脚本:ジョエル・ソワソン
撮影:ピーター・スンストーフ
音楽:マーカス・トランプ
インビジブル2 キャスト
フランク・ターナー捜査官 – ピーター・ファシネリ
マギー・ダルトン博士 – ローラ・レーガン
マイケル・グリフィン – クリスチャン・スレーター
ウィリアム・ライズナー博士 – デヴィッド・マキルレース
ガヴィン・ビショップ大佐 – ウィリアム・マクドナルド
リサ・マルティネス捜査官 – サラ・ディーキンス
ヘザー・ダルトン – ジェシカ・ハーモン
デヴィン・ヴィリアーズ – ジョン・ショウ
ティモシー・ローレンツ – ダーシー・ローリー
アシュリー – ザラ・テイラー