スキヤキ・ウエスタン ジャンゴは、2007年公開の日本映画。三池崇史が放つ異色和製ウエスタン活劇。『荒野の用心棒』を思わせるマカロニウエスタンに、源平の戦いという時代劇の要素を大胆に融合させたユニークな世界が展開する。キャストには伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介ら日本を代表する豪華な顔ぶれが集結。全編英語セリフ、演歌界の大御所、北島三郎が歌う主題歌など、常識を覆す型破りな演出がすごい!
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ 映画批評・評価・考察
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
脚本:25点
演技・演出:10点
撮影・美術:18点
編集:7点
音響・音楽:8点
合計68点
タイトルどおり、スキヤキ・ウエスタン。ただこのスキヤキは、いろいろぶち込み過ぎて”微妙”な味になってしまった。
主役の伊藤英明が薄味過ぎるのか、伊勢谷友介や佐藤浩市が濃すぎるのか、いやいや調味料(激辛系)の石橋貴明やタランティーノが味を分からなくしてしまったのか。最後の桃井かおりの隠し味は、けっこう美味しかったりするものだから、美味しいのか不味いのかよく分からない映画として着地している。
全編を英語で演じているわけですが、これはさすがに失敗でしょう。さらにこの映画の吹替は本末転倒でしょう。どちらもヘタクソ過ぎて、観客舐めすぎでしょう!
主題歌:北島三郎 「ジャンゴ~さすらい~」は、すごく良かった。やべきょうすけの白刃どり失敗もすごく面白かった。個性派俳優が集合していて、それぞれ見所が用意されているので、いろんな味を楽しめる映画にはなっている。割り切って食べてみてはどうでしょう。
黒澤明の『用心棒』をベースに、『用心棒』を『荒野の用心棒』として翻案したセルジオ・レオーネやクリント・イーストウッド、そしてマカロニ・ウェスタンを支えたセルジオ・コルブッチへのオマージュにあふれた作品です。他にも『クイック&デッド』『シェーン』などへのオマージュも見られます。
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ あらすじ(ネタバレ)
壇ノ浦の戦いから数百年後。根畑地区の寒村・湯田には、平家が復興のため黄金が埋蔵しているとの噂が立って、平清盛(佐藤浩市)が率いる赤い装束の平家ギャングたちは大群で村にやってきた。保安官(香川照之)を抱き込み、村人たちの家財を強奪して村を荒らし放題にする平家ギャングたち。そこへ新たに源義経(伊勢谷友介)がリーダーの白い源氏ギャングも現れて、黄金をめぐる平家対源氏の全面抗争が始まった。 赤と白の抗争が渦巻く中、ひとりのガンマン(伊藤英明)が村へと流れ着いた。凄腕のその男は、訳ありの女・ルリ子(桃井かおり)の雑貨屋に身を寄せる。ルリ子には、目の前で父親のアキラ(小栗旬)を殺されたショックで口がきけなくなった孫の平八(内田平八)がいた。その母である静(木村佳乃)は、夫のアキラを殺されてからは、酒場の女として生活を立てていた。ガンマンと一夜を共にした静は、「清盛を殺して」と寝物語で懇願する。やがて、源氏と平家の壮絶なバトルが勃発した。ガトリング銃を撃ちまくる清盛。日本刀を手にする武士の義経。炸裂するダイナマイト。さらには、伝説のピリンゴ(クエンティン・タランティーノ)から銃捌きを教えられた“血まみれ弁天”こと、ルリ子も再び銃を手にする。血で血を洗うような争いの末、静もまた息絶えた。激闘の果て、源氏ギャングは平家ギャングを壊滅させる。そんな義経の前に現れるガンマン。降りしきる雪の中、1対1での最後の闘いが繰り広げられ、生き残ったのはガンマンの方だった。ようやく平和が訪れた村から立ち去るガンマン。両親を失ってしまった平八だが、やがて成長した彼は異国へと渡り、ジャンゴと呼ばれるガンマンとなった……。
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ スタッフ
監督:
エグゼクティブプロデューサー:
プロデューサー: ,
脚本: ,
撮影監督:
美術:
衣装:
編集:
音楽:
主題歌: 「ジャンゴ~さすらい~」
CGIプロデューサー:
音響効果:
照明:
録音:
スタント&アクション:
ガンエフェクト:
ロケ協力:庄内映画村ほか
配給:
制作プロダクション:
制作協力:
製作:映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」製作委員会(セディックインターナショナル、ジェネオンエンタテインメント、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、電通、テレビ朝日、小学館、エー・チーム、メ?テレ、東急レクリエーション)
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ キャスト
ガンマン:
平清盛:
源義経:
与一:
平重盛:
アキラ:
平宗盛:
弁慶:
静:
リッチ:
ピリンゴ: (日本語吹き替え: )
村長:
伝七:
トシオ:
保安官:
ルリ子: