スティラーズは、2013年公開のアメリカ合衆国の映画。アメリカ合衆国南部の田舎町を舞台に、ある質屋に客としてやって来た3人の男たちそれぞれの「その後」を描いたオムニバス映画。3つのストーリーは互いに絡み合っている。
スティラーズ 映画批評・評価・考察
スティーラーズ(原題:Pawn Shop Chronicles)
脚本:25点
演技・演出:12点
撮影・美術:10点
編集:6点
音響・音楽:5点
合計58点
一見の価値はある映画…笑えるところもあるが、見終わっての感想は不快だった。
演出が不快だと感じる箇所がかなりあり、特に全裸でゲージに監禁されている女性がたくさん出てくるシーンは不快感がかなりあるし、ドン引きする。
物語がオムニバス形式になってはいるが、最終的には一つの話になる。これがそうなるためにいくつかの無理やりやっつけ感があり、うまい構成、演出とはいえない。脇役からモブ役も含めて超豪華な俳優陣だが、B級映画の域。
スティラーズ あらすじ
アメリカ南部の寂れた一軒の質屋にやってくる客は、全員イカれた奴ら。
強盗団リーダーの白人主義者、人に流されやすく幻覚が見える仲介役と平和ボケした取り巻き、女性ばかりを誘拐・監禁して奴隷にする異常犯、プレスリーを崇める売れないドサ回り芸人、妻をさらわれて復讐をする男、些細なことで命を狙うヒステリックで恨み節な小人。
そして背後に現れる魂の救済を謳う謎の男たち・・・。質屋でのたった一つの出逢いが男たちの生死を分ける。
一難去ってまた一難、復讐と裏切りのマイ・ウェイを突っ走る崖っぷちフリークスたちの、生き残りを賭けた笑うに笑えない不埒極まる大勝負が幕を開けた!
スティラーズ スタッフ
監督・製作総指揮:ウェイン・クラマー
製作:ジョーダン・シュア,ポール・ウォーカー,デビッド・ミムラン,ニック・サーロウ
製作総指揮:フレッド・ダースト,アンドリュー・マン,マット・ルーバー,スティーブン・シュナイダー,ジェームズ・ギブ,スティーブン・ヘイズ
脚本:アダム・ミナロビッチ
撮影:ジェームズ・ウィテカー
美術:アナスタシア・マサロ
衣装:クリストファー・ローレンス
編集:サラ・ボイド
音楽:ザ・ニュートン・ブラザーズ
音楽監修:アンディ・ロス
スティラーズ キャスト
ロウドッグ:ポール・ウォーカー
ランディ:ケヴィン・ランキン
ヴァーノン:ルーカス・ハース
スタンリー:ノーマン・リーダス
ザ・マン:トーマス・ジェーン
リチャード:マット・ディロン
ジョージ:アダム・ミナロヴィッチ
JJ・トンプソン:DJクオールズ
リッキー・バルドースキー:ブレンダン・フレイザー
ジョニー・ショー:イライジャ・ウッド
アルトン:ヴィンセント・ドノフリオ
ジョンソン:シャイ・マクブライド
シンディ:ペル・ジェームズ
ヴァージル:サム・ヘニングス
テレサ:アシュリー・シンプソン=ウェンツ
ベン:マイケル・カドリッツ
ラマー:マット・オリアリー
サンディ:レイチェル・レフィブレ
コック:マーク・マコーレイ
観客:マイケル・パパジョン