SUPER8/スーパーエイトは、2011年公開のアメリカ合衆国の映画。J・J・エイブラムスとスティーヴン・スピルバーグがタッグを組んでお届けする、若さとミステリーと冒険に満ちた驚異の物語。ノスタルジー漂う70年代末のアメリカを舞台に、8ミリ映画を撮影していた少年たちが経験する“未知との出会い”を描く。
SUPER8/スーパーエイト 映画批評・評価・考察
SUPER8/スーパーエイト(原題:Super 8)
脚本:30点
演技・演出:16点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計80点
SF版の『グーニーズ』、『スタンド・バイ・ミー』と『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』などの良質の冒険活劇で子役たちの演技が見事です。
映像や子役の演技は素晴らしいのですが、肝心の脚本については上記でも挙げた作品に少し手を加えた程度で、見新しさが欠けています。子役がハードなアクションシーンを演じているように見える技術の進歩は目を見張ります。上記に挙げたような作品を過去に見ていない人には面白いんだろうなと思うところはあります。
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SUPER8/スーパーエイト あらすじ(ネタバレ)
1979年のオハイオ州。事故で母を亡くしたばかりの主人公ジョー・ラムは、保安官補を務める仕事人間の父ジャックとも折り合いが悪い。ジョーと友人たち6人は、自主制作のゾンビ映画を作るため、スーパー8mmカメラを持って線路のすぐ近くで撮影をしていると、アメリカ空軍の物資を運んでいた貨物列車と線路を走っていた車が激突し、列車が大破炎上する大事故となってしまう。ジョー達は奇跡的に全員無事だった。電車に衝突した車の運転手、ジョー達の通う学校の生物教師であるウッドワードは、ジョー達に「今見たことを決して誰にも言ってはいけない。そうしなければ君達と、君達の親も殺される」と意味深な言葉を残したが、その言葉の真意はわからないまま。ジョーの父は、飲んだくれのトラブルメーカーを父に持つアリスとの付き合いを良く思わず、6人の映画撮影を邪魔する。そして、列車事故の後、街では、住民の失踪、犬の逃亡、原因不明の停電が続くなどの怪異が続発するが、軍の事故調査チームのネレク大佐は曖昧な態度でごまかし、問い詰めようとしたジャックを拘束してしまう。そして、山火事を理由として住民に避難命令が出る中、アリスも何者かに攫われてしまった。
騒動の原因であると推測された貨物の正体はジョー達が撮影した映画に偶然映っており、それを知ったジョー達は謎を解明するために学校へ忍び込み、ウッドワードの記録を辿る。記録では謎の貨物の正体とは、高度な技術と超能力を持った宇宙人であった。ウッドワードは研究機関の一員であり、ただ故郷への帰還を望んでいる宇宙人を監禁状態にする軍に反発して、移送中に救い出そうと考えていたのである。
アリスを攫った者の正体を知ったジョー達は、アリスを探すために街で調査を行おうとするも、ネレク大佐らに捕まる。しかし、移送中のバスが宇宙人に襲われた隙に脱出して宇宙人の隠れ家を発見する。長い監禁生活で人間を激しく憎悪する宇宙人は、そこで捉えた人間を食し、地球から出るための準備をしていた。そこにはアリスもとらわれていた。間一髪のところで、宇宙人と意識を通わせ、お互いの心を理解することができ、宇宙人はその場を離れていく。アリスを救出できたジョー達は地上へ。
ジョー達が地上へ出た頃に、宇宙人は既に地球から出るための準備を完成させており、地球を脱出した。アリスは父と、ジョーも父と再会を果たし、親子としてもそこに邂逅があった。
SUPER8/スーパーエイト スタッフ
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脚本:
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製作総指揮:
音楽:
撮影:
編集: ,
製作会社: ,
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