300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜は、2014年公開のアメリカ合衆国の映画。100万の兵を率いるペルシャ軍にたった300人で立ち向かったスパルタ王の戦いを描いた「300<スリーハンドレッド>」の続編。フランク・ミラーのグラフィック・ノベル『Xerxes』をもとに、ペルシャ軍とギリシャ集結を目論む将軍テミストクレスとの大海戦を、実写とCGを融合させて描く。
300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜 映画批評・評価・考察
300 〈スリーハンドレッド〉 帝国の進撃(原題: 300: Rise of an Empire)
脚本:20点
演技・演出:13点
撮影・美術:18点
編集:5点
音響・音楽:6点
合計62点
前作同様、激しい戦闘シーンと荒々しい猛者達の激突が軸に描かれている。前作に比べストーリーが薄ぺらっく全く感情移入できない主人公に魅力がない。圧倒的な映像スケールにも関わらず、編集が悪くテンポが良くない。個人的には前作から期待感から、かなり裏切られた作品だと感じている。
この作品の見どころはエヴァ・グリーンのおっぱい含む荒々しい濡れ場である。
300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜 あらすじ
前作で100万もの兵を率いてギリシャ侵攻を図るペルシャ帝国を相手に、300人の精鋭と共に戦いを繰り広げた果てに命を落としたスパルタのレオニダス王。今回の物語は灼熱の門で全滅したレオニダス達と同じ時間の別の戦い、エーゲ海での海戦を軸にしている。
アテナイのテミストクレス将軍(演:サリヴァン・ステイプルトン)は、パン屋、陶工、詩人といった一般市民から成るギリシャ連合軍を率いてペルシャ帝国海軍に立ち向かっていく。
ペルシャ帝国の海軍指揮官アルテミシア(演:エヴァ・グリーン)らと拮抗する中、ついに大海原を舞台にした最終決戦を迎えることに。
300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜 スタッフ
監督:ノーム・ムーロ
脚本:ザック・スナイダー,カート・ジョンスタッド
原作:フランク・ミラー
製作:ジャンニ・ヌナリ,マーク・キャントン,ザック・スナイダー,デボラ・スナイダー,バーニー・ゴールドマン,トーマス・タル
製作総指揮:スティーヴン・ジョーンズ,ジョン・ジャシュニ,クレイグ・J・フローレス,マーティ・P・ユーイング
音楽:ジャンキーXL
撮影:サイモン・ダガン
編集:ワイアット・スミス,デヴィッド・ブレナー
製作会社:レジェンダリー・ピクチャーズ,クルエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズ
配給:ワーナー・ブラザース
300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜 キャスト
テミストクレス:サリバン・ステイプルトン
アルテミシア:エヴァ・グリーン
ゴルゴ王妃:レナ・ヘディ
アエスキロス:ハンス・マシソン
スキリアス:カラン・マルヴェイ
クセルクセス:ロドリゴ・サントロ
カリスト:ジャック・オコンネル
ディリオス:デビッド・ウェナム
エフィアルテス:アンドリュー・ティアナン
バンダリ:アシュラフ・バルフム