13時間 ベンガジの秘密の兵士は、2016年公開のアメリカ合衆国の映画。中東の米国大使館襲撃と支援を断たれた6人のCIA警備兵との13時間の激闘を描く!2012年9月11日に実際に起きた悲劇をドラマ化!映画のモデルになった男性6人は、大規模な悲劇を回避するため、職務を超えた勇敢で並外れた行動を展開した。この13時間に何が起こったのか今まで語られていない個人の行動に焦点をあてた物語であり、彼らの仲間と国のために命がけで奉仕した英雄のアクション物語である。
13時間 ベンガジの秘密の兵士 映画批評・評価・考察
13時間 ベンガジの秘密の兵士(原題: 13 Hours: The Secret Soldiers of Benghazi)
脚本:29点
演技・演出:17点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計80点
2012年にリビアのベンガジで起きた合衆国在外公館襲撃事件を再現。マイケル・ベイ監督による、全編ほぼ銃撃戦という迫真の戦場アクション!
迫力満点のアクションをスタイリッシュに描く手腕に定評があるベイ監督ならではのノンストップミリタリーアクション。2012年にベンガジで起きた、約13時間にも及んだアメリカ在外公館襲撃事件を、全編ほぼ銃撃戦ではないかというパワフルなスタイルで再現しました。
実在事件の再現と言うには、誇張が過ぎるということもあり、批評家の評価は芳しくありませんでしたが、一般視聴者層からの評価は高くマイケル・ベイ監督らしいド派手アクションと飽きさせないシーンの連続でエンタメとしては面白い作品に仕上がっています。
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13時間 ベンガジの秘密の兵士 あらすじ(ネタバレ)
2012年、リビアのベンガジは世界で最も危険な場所のひとつに指定されていた。米国はベンガジにCIAが秘密裏に設置しているアネックス(The Annex)だけを残し、民間軍事請負業者のチーム「GRS(グローバル・レスポンス・スタッフ)」がCIA職員を保護している。CIAチーフのボブはGRSの行動を制約する。ジャックは友人のロンがチーフを務めるアネックスのGRSにアメリカから赴任してくる。
各国は過激派の攻撃を恐れ、多くはベンガジから職員を退去させている。しかし、米国のクリストファー・スティーブンス大使らが市内に赴任してくる。大使館と比べ警備の手薄な領事館に滞在し、わずか5人の護衛に加え、地元のリビア人民兵を雇う。
アメリカ同時多発テロ事件から11年目の夜、アンサール・アル=シャリーアの武装集団によって在外公館が攻撃されてしまう。GRSチームは大使救出を志願するが、アネックスとGRSは存在を秘匿されており、ボブは一貫して待機を強く命じる。ついに領事館は制圧・放火され、リビア人民兵は逃げだし、セーフルームに隠れていた大使らまでにも脅威が迫る。我慢の限界に達したGRSチームは命令に背き領事館へ向かう。だがGRSチームは大使を見つけられずにアネックスに退却し、追ってきた敵はアネックスに迫る。
CIAは機密文書を破壊し、GRSチームはアネックスに立てこもり、助けを求める。トリポリからGRSの援護が到着して退去準備を始めるが、敵は迫撃砲攻撃を始めてロンは死に多くが負傷する。GRSの味方のリビア人部隊”リビアの盾”が到着してアネックスは守られる。だが大使は死亡している。
生存者たちと4人の遺体は帰国する。GRSの生存者たちは叙勲され、引退して家族と暮らす。
13時間 ベンガジの秘密の兵士 スタッフ
監督:マイケル・ベイ
脚本:チャック・ホーガン
原作:ミッチェル・ザッコフ 13時間
製作:デン・ニコルズ,アーウィン・ストフ,マイケル・ベイ
音楽:ローン・バルフ
撮影:ディオン・ビーブ
編集:ピエトロ・スカリア,カルビン・ウィマー
配給:パラマウント映画
13時間 ベンガジの秘密の兵士 キャスト
タイロン・“ロン”・ウッズ:ジェームズ・バッジ・デール
ジャック・“ジャック”・シルバ:ジョン・クラシンスキー
クリス・“タント”・パラント:パブロ・シュレイバー
デイヴ・“ブーン”・ベントン:デヴィッド・デンマン
マーク・“オズ”・ガイスト:マックス・マーティーニ
ジョン・“ティグ”・タイジェン:ドミニク・フムザ
グレン・“バブ”・ドハティ:トビー・スティーブンス
ボブ:デイビッド・コスタビル
ソナ・ジラーニ:アレクシア・バルリエ
アマル:ペイマン・モアディー
クリストファー・スティーブンス:マット・レッシャー
デイブ・ユベン:ドミトリアス・グロッセ
スコット・ウィックランド:デヴィッド・ジュントーリ
アレック:デイビット・ファー
ベッキー・シルバ:レン・シュミット